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カクテルインク アメジスト 銀座伊東屋 横浜元町

今日は銀座伊東屋で発売しているカクテルインクのアメジストというインクの紹介をします。

インクも絵の具のように、
たくさんの色が楽しめたら。

“Cocktail Ink(カクテルインク)”は、
バーカウンターに見立てた空間でつくられる
インク調合サービスです。
銀座伊東屋公式HPより

カクテルの名前や地名の名前が付いたインクの中から好きな色を選ぶと目の前でインクを調合してもらえます。銀座伊東屋横浜元町店で行われているサービスです。

瓶のラベルには調合してもらった日が記されます。そのため記念日や誕生日に作る方が多いようです。瓶に日付が書いてあるのでインクの使用期限目安の確認が容易になります。

アメジストは銀座伊東屋横浜元町店の新人スタッフがレシピや名前などを1から考えて作り上げたインクなのだそうです。カクテルインクが復刻した2月19日を祝すために作られました。

2023年2月19日に発売した鮮やかなパープルのインクです。紙との相性によってはゴールドフラッシュが楽しめます。

アメジスト×トモエリバー/クリーム

トモエリバー(クリーム色)に書いたもの

トモエリバーはにじみやかすれが起きにくいという特徴を持ち、しっかりとした書き心地をしています。クリーム色の用紙を使用しました。

インク名はカリグラフィー用のつけペン、文字はLAMYサファリの中字Mとガラスペンで書いています。

鮮やかな紫色です。スミレの花びらのような色をしています。

アメジスト×iroful/イロフル

iroful/イロフルに書いたもの

iroful/イロフルという紙はインクの色・濃淡をくっきり鮮やかに表現できる特徴を持ち、しっとりとした書き心地をしています。

こちらもインク名はカリグラフィー用のつけペン、文字はLAMYサファリの中字Mとガラスペンを使用しています。

とても鮮やかな紫です。目にガツンと色が飛び込んでくる力強さがあります。

インクの濃く溜まった部分に少しゴールドフラッシュが現れました。

アメジスト×10 グラフィックに適した用紙

10 グラフィックに適した用紙に書いたもの

グラフィックに適した用紙はスライド式リングレスノートであるSlideNote(スライドノート)のリフィルとして発売されているケント紙です。絵を描くことに適した用紙ですが万年筆で文字を書くと滑らかな書き味が楽しめます。

こちらの文字に使用したのもインク名はカリグラフィー用のつけペン、文字はLAMYサファリの中字Mとガラスペンです。

少し赤みの強い紫色になりました。透明感を感じられる濁りのない発色です。

ガラスペンで書いた文字を見るとわかりやすいですが、かなりにじみます。万年筆で書いてもガラスペンで書いてもにじみやすいです。インクと紙の相性が悪いのかもしれません。

アメジスト×MEETS TAKEGAMI A4 PAPER

竹紙に書いたもの

MEETS TAKEGAMI A4 PAPERは100%国産の竹で作られたサスティナブルな紙です。一般的な紙と比べて表面にわずかな凹凸があり、個性的な書き味をしています。

こちらの文字もインク名はカリグラフィー用のつけペン、文字はLAMYサファリの中字Mとガラスペンで書いています。

赤みのある暗い紫色に発色しました。他の紙と比べるとインクの発色が暗くなり普段使いに向いた色になります。

アメジスト×ぬりたくり絵

ぬりたくり絵に塗ったもの

ぬりたくり絵にインクを塗りました。ぬりたくり絵は一見すると真っ白な紙ですが、その紙には水を弾くインクで印刷された図案が印刷されており、上から水性の万年筆インクを塗りたくることで絵や文字が浮かび上がります。

繊細な幾何学模様を描くことで有名なたまづきさんがデザインしたカードを使用しました。

色の濃い部分と薄い部分を楽しみたかったのでかなりラフにインクを塗っています。

明るい紫色の所々に青やピンクのにじみが現れています。シンプルな紫色のように見えて意外と色の揺らぎがあるインクです。

まとめ:アメジストは透明感のある紫色インク

アメジストというインクは書く紙や万年筆によって色味が変化するインクです。大きな変化ではありません。しかし奥ゆかしく揺らぐ色は非常に繊細です。

飽きずに使える紫を目指して作られたインクだけあり使えば使うほど好きになるインクだと思います。

もし機会がありましたら試してみてください。

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