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18年一緒にいた愛犬との別れ ペットロスは続く

もう4年前のお話になりますが・・・

18年過ごした愛犬ミニチュアダックスのチョコ
長男が小学校6年、次男が小学校4年の時に我が家に来た

元夫の知り合いの家で
生まれたミニチュアダックス 4匹の中の三男だった

我が家の三男となった

長男はチョコが家に来たことがきっかけで
犬が大好きになり
獣医を目指し
今は静岡で動物病院の院長として従事している


愛犬チョコはミニチュアダックスとしては
ちょっと大きめで
スタンダードよりもちょっと小さいくらいの大きさで
食欲もすごくって

これは飼い主(私)の責任もあるんだろうけど
太り気味だった

でも、すっごく元気でね
ダックスって短足だし、胴が長いから
椎間板ヘルニアになりやすいから
気をつけるようにと言われてたけど

よくダイニングテーブルの椅子に乗っては
ジャンプして
たまに脚の具合が悪くなって
病院に行くことを繰り返してたけど

病院に行くと治ってたりする
これもあるあるらしい。

それによく吠えてた
病院に行ったらお利口さんなんだけど
家では、宅配便のピンポンがなったりすると
めっちゃ吠えて階段のところから(2階に住んでたので)から吠えてた

階段は降りることはできなかったので
上で吠えてるだけだから
大丈夫と思ってたら

何度か私がいない時に転げ落ちたこともあったけど

それでも大怪我することなく
元気に過ごしてた

18歳という年齢まで
そばにいてくれたというのは
本当にすごいよな・・・って思う

最後の数年は
腎臓病になって
しんどかったよね

チョコが腎臓病になる少し前
関東の病院で働いていた長男が
奈良に帰ってきてくれて

近くの動物病院での勤務となった

腎臓病がわかったのも
長男が勤めてた病院での血液検査の結果からだった

少し前から
兆候はあったようだっただが・・・
まだ大丈夫かなと思ってたらしい

腎臓病がわかってからは
週に何度かは皮内点滴をしてもらったり
調子が悪くなるたびに
みてもらったりしてた

やれることは全てやった
と言ってた

どこまで治療をするかというのは
飼い主が決めることだとよく言ってた

最後は・・・
肥満だったチョコが
痩せ細って行くのは
ほんとにみてるのがつらかった

認知症ぽい症状も出て
昼夜逆転したり
夜中に唸ったり
それでも最後の最後まで自分で歩いているのは
きっと私に伝えたいことがあったんだろうなって思う。

最後の日は
私が美容院の予約してる日で
そんなに急に悪くなると思わなかったので
出かけたんですが・・・

帰ってくると
か細い声でキューンキューンと泣き続けてた

私のベッドで一緒に横になって
少しは眠ってくれたけど
本当にもう力が入ってなくて
その日も長男が勤めている病院に行ってみてもらった

長男曰く
「もう最期は近いと思うから、できるだけそばにいてあげた方がいいよ」と
言われた

その頃
犬の最後の様子とかを
Webで検索してたけど

全然そんな様子もなくて

前日まではそれまでと変わりなく過ごしてたんだけど

あんなに食欲のあった子なのに
亡くなったその日は水さえ飲んでくれなかった

ずっと抱っこして過ごしてた

床に寝かせるとキューンキューンと鳴くんですよね
抱っこすると落ち着く
そんなことを繰り返しながら
夜になって・・・

ケージに寝かせて少し時間が経った頃
💩をした音がしたので
おむつを変えてあげようと
抱き上げたら、そこで息絶えた???

その前からもう力は入ってないので
まだ大丈夫と思ってたんですが
もう2度と目を開けてくれることはありませんでした

長男に電話して
すぐに来てもらって
みてもらったら

やっぱり・・・

そのとき、私はもう一度目を覚ましてくれるんじゃないかと
思ったんですが・・・

そんなことはありませんでした。

その夜は、一緒にベッドで寝て
あくる日、動物霊園に連絡して・・・
お葬式をしてもらいました

この日はすごい雨でね
悲しみの涙のようで
本当に寂しく辛かったのを覚えています

でも、良かったのは、
ちょうど長男がお休みの日で
次男も家にいる日で
3人でお別れに行けたのは
チョコがこの日を選んだんだろうなって
思うんです。

長男は、奈良の病院を辞めて
静岡の友人の病院で働くことを決めてて
チョコが虹の橋を渡って行った次の週には
退職することが決まってました

退職した後、
誰にみてもらおうという話をしてて
皮内点滴なら家でもできるからやってみたらとも
言われていたのに

その数日前に
さよならしちゃうなんて
なんかそのタイミングさえ
チョコが選んでいったのかなと思えました



18年も一緒にいて
さいごの数年は看病も大変だったこともあって
側からいなくなったら

こんなに辛いものなんだなと思いました

何をみても思い出す

キッチンでご飯を作ってたから
キッチンに入ると
ご飯を催促しに来てたことを思い出す

カーテンにはチョコが噛んでちぎった後がある
畳のところにはチョコの引っ掻き傷がある

ドアの柱のところは、
家族が出かける時行かないでーという感じで
コリコリと引っ掻いて、柱の壁紙が破れて補修したところがある
粗相してフローリングが剥げてる部分がある

出かけると、
チョコと散歩した土手や
公園を見るたびに思い出す

そんな感じで何をみても思い出してうるうるしちゃってました


もうあれから4年
その後、チョコの思い出が詰まった2階は
リフォームして変わってしまったけど

やっぱり、こうしていろんなことを思い出しながら
書き記していくと
うるうるしてくる

きっとペットロスからは
完全に立ち直ることはないんだろうなって思う


愛する小さな家族がいなくなった後
すぐに新しい家族を迎える人もいると思うんだけど
私にはやっぱり無理だなって思う

まぁ、現実的には賃貸に住んでて
ペットを飼えないということがあるんだけど

もう、育てるってことって
できない気がする

年齢的なこともあるけど
あの別れの辛さをたえれそうにないもの

チョコが教えてくれた
いろんなこと、それをいつまでも想っていたいなって

チョコが腎臓病になって
ひどくなってからは
後ろ脚を引き摺るようにして歩いてた

じっとしていればいいのにって思ったけど
それでも頑張って生きてた

生きることの大切さだったり
執念を教えてくれたんだろうな

最後まで頑張るんだよって

実は、以前
霊能者さんに色々みてもらった時
チョコは産んであげられなかった子の生まれ変わりだと
言われたことがあった

だから、お母さんのことが大好きで
後ろをついて回るのも
その子の想いがあるからだと

そう考えると
ちょうど18年って高校卒業の年だよね
それまで頑張ってくれたってことなんだろうなって思ったの

ありがとう
そして、これからも最後まで
頑張るからね・・・

虹の橋で待っててくれるのかな?
元気で走り回ってるのかな?
会ったとき、わかるのかな?

それとももう生まれ変わってるのかな?
それだったら、幸せだったらいいな。

チョコがいたとき
一番、家庭が平和だったなって思う

楽しかったね。
本当にありがとう^^

最後までお読みいただきありがとうございました。
あまりにダラダラと長文になってしまって
すみません

うるうるしながら
書き記してみました

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