"健康と笑顔をお届けします" ヤクルトレディをしていたあの頃。
母になってからの初仕事はヤクルトレディでした。託児所があると言うのも働きやすさの一つでした。当時、娘は幼稚園児(年長さん)春、夏、冬の長い休みに預けお世話になりました。
入社したのは真夏の暑い時、前任の方は既に辞めており社員さんからの引き継ぎ。決まった顧客と職域(会社訪問)ルートを分刻みの移動でまわりお届けします。
アラフォーを過ぎてからの外勤、重たい荷物を自転車に積みハードなタイムスケジュールをこなすのは世間で思われる爽やかなヤクルトさんとは違う根性のいる仕事でした。ひと月目に一気に3キロ痩せました。
ヤクルトレディの仕事は個人事業主と一緒で個人で仕入れをし売上から仕入れ額を支払い差額がマージンとしてお給料になります。最初の3ヶ月ぐらいは固定で給料が保証されましたが、それ以降は正味の売上が給料に反映されるのです。担当地区により運、不運があり私の地区は顧客、売上の寂しい地区で、月に5万前後しか給料になりません。同じ就労時間でそれはない……と稼ぎたい人に取っては物足りなく入れ替わりの激しい地区だったようです。もともと8万ぐらいは貰える地区もありましたから….。
現状の引き継いだままで良しとするか、地域開拓して収入増をしていくか…お給料は考え方次第です。
私は後者の考えでした。既存のお客様世帯に増本、職域で顧客を増やす、から始め地域担当の挨拶がてらピンポンして推進をし、休憩は公園や人通りの多い道端で商品整理をする振りをしたりして目立つ所に止まりました。簡単ではありませんでしたが7~8万まで引き上げました。
朝、大きなケースとショルダーに商品をパンパンに詰め込み自転車に乗せ出発。ちょっと体勢を崩すとヨロヨロと倒れてしまいます。以前、自転車で転倒された方が自転車の留め金が太ももに刺さり自転車ごと救急車で運ばれたという話を聞き それは避けたいと 倒れそうな時は一旦 電柱や支障のない壁にわざとぶつかりワンクッション置いて倒れ込みました。痛い、、、。体の痛みもですが、それより夏に 氷が路に散乱するのが何よりも痛くて半泣きになった。商品の損傷も。
お客様との対話は私には苦にならず 困った人には研修で教わった技法で乗り切り 失敗もありましたがそんな時は正直に謝罪。顧客には恵まれていたほうだと思います。
心がけていたことは、笑顔はもとより タイムスケジュールを守ること。そしてお給料日には 皆さん太っ腹になるので100円前後の商品購入に1万円など出されたりする事もあり、対応ができるように お釣りをたくさん持ち歩くこと。などでした。
「ヤクルトさんはお金を崩してくれるよ」と。
また、細かいお金ないから明日(次)でいいかな、と言われたら「いいですよ。」と商品を渡し、信頼関係を大切にしました。
今のヤクルトさんは長く続いている…とよく言われ それも励みになりました。(それ程 前任者は続かなかった…)
この仕事は2年勤めました。ヤクルトを毎日飲ませていた娘は風邪も引かず 休むことなく幼稚園、小学校へ。
勤めに協力をしてくれました。ヤクルトの免疫力パワーは絶大です！
私の時はヤクルト400が主流でしたが、今はこの新商品1000も売れているとか……ストレス緩和？睡眠の質が向上？
それいいじゃないの！飲んでみたら？ふわりさん。
…と1人ツッコミをして 飲んでみました😂
お味はお馴染みのヤクルトと一緒です。
ご興味があれば是非。
ヤクルトレディ退職後、また営業職につきました。
偶然、外回りをしている時に仕事を教えて頂いたヤクルトの社員さん(上司)に出会いました。お互いに再会を喜び、そして
「あなたは営業の仕事に向いている。辞める時に 勿体ないと思った。よかった〜営業頑張って！」
そう 言ってくださいました。
丁度、営業職に対し模索している最中で とても嬉しかった。その後、何度もその言葉に支えられ奮起した。
ヤクルトレディをしていたあの頃は ただ一生懸命でした 😌
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最後まで 読んで下さりありがとうございました
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いきものががり♪ 同僚に勧められてよく聴いていました。
✨今も皆様の健康と幸せな笑顔をお祈りしています✨
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