浪人という選択~幸せな浪人時代〜

こんばんは♡
ルナです!

今回は、たまに聞かれる

「どうして浪人したの?」

という疑問にお答えすべく、私の受験までの道のりをお話ししようと思います♡

なぜ浪人したのか、当時どんな思いだったのか。

医学部でもなく、女の子なのになぜ?というご質問多いので、そこに関してもお話ししていきます。

高校三年生の方や、浪人なさっている方のお力にもなれたら幸いです🌸

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私は高校生の頃から東大を目指していました。

特に将来の夢がなく、進振りもあるしネームバリューもあるし、いいなあっていうくらいのモチベーションでした。


塾には通っていたのでその時は特に何も考えずその課題をこなす日々。

もっと色々考えておけば良かったな、と今では思うこともあります。

ありがたいことに週に何度も塾に通っていましたが、量を無理やりこなす状態で

内容が身についたなという実感や、学びに対するプラスイメージがあまりありませんでした。

言い訳をするようですが基本は真面目だったので、学校も塾も頑張っていました。


頑張ってはいたのですが
感覚的にいうと、そこに魂が宿っていなかったイメージです😂


そんなこんなで、頑張ってはいたけれど「受験のための勉強」という感覚から抜け出せないまま受験を迎えました。

結果はセンター利用以外全落ちです笑

今思えば当たり前だなって思います💦

センター利用ではありがたいことに、明治大学と東京理科大学に合格したのですが、ここで選択を迫られることになります。

本当に妥協していいの?諦めていいの?

いつしか、適当な気持ちで目指していた東大を諦めたくなくなっていたのです。

もう一年あればいけるかもしれない。

一から新鮮な気持ちで学び直したい。

後悔したくない。

塾に頼り、何となく上辺だけついていけるように頑張りはしたけれど、完全燃焼できた気がしなかったのです。

ここで諦めたら何もかも中途半端な癖がつく。

勉強を好きになれないまま終わる。


その思いが強まり、結局私は浪人することに決めました。


理由はまた別の機会に書きますが、基本的に宅浪しました。それまでの塾に頼った学びをやめたのです。

自分で計画して、何をやるべきか考え、その質問対応をお願いするために個別指導のみ週一で受けていました。

相談をすることはありましたが、基本は私の意思を尊重してくださり、自分で進めました。


今だから思うことですが、浪人の一年間はかけがえのないものでした✨

なんだかんだ楽しかったし、幸せだったし、自分と向き合うことのできる、贅沢な時間でした。

そんな浪人という選択を許してくれた親には今でもとても感謝しています。

宅浪中は特に母に大きく救われました🌸このことも別の機会にお話します!

さて、当時の私は大きな葛藤の中にいました。


同級生のみんなは、大学という広い世界に行って、いろんな人に出会って、経験して、視野も広がっている。

それなのに私はここでもう一年足踏みをするんだ。前には進めない。

そう思っては落ち込み、でもこの選択は間違っていないんだと自分を奮い立たせる、そんな毎日でした。


そんなある日、物理の質問がてら、塾でお世話になっていた先生にメールをしてみました。


その時こう言われたのです。

「この一年がなかったら、今の私はない。」

そう思えるような一年にしなさい


私には衝撃でした。浪人の一年なんて、普通は消し去りたい過去になるもので、こんな一年なければよかったのに、という一年になるだろうと思っていたからです。


自分で選択したことで、学び直そうと決意したのだとしても、やはりふとそういう思いは出てくるのです。

「今こんなふうに学んでるのは私だけだ、みんなは進んでる、私は遅れてる」

そんなふうに考えてしまうことの多かった私は、この言葉で一気に価値観が変わりました。

この一年を誰にも負けないものにすればいいんだ、と。

今目の前に広がっている未来は、自分で作ることができます。明日も、明後日も、一年後も。

目の前に広がる未来がどんなものに思えても、それをどう変えていくかは自分次第なのです。


それがたとえ無駄な一年、暗い一年、足踏みの一年に思えても、それは自らの行動と意識で大きく変えることができます。

それどころか、輝かしいものにすることだってできるのです!


誰にも負けない一年、それはもちろん勉強自体もそうなのですが

私が自信を持ってこの一年で誰にも負けないくらい身についたことは

強くて前向きな精神力

です。これは自信を持って言えます。実はもっとありますよ♡

可能性を考える力
フラットにものを考える力
も身につきました。


これは一生の宝物です✨

浪人生として生きていると、小さな幸せにも小さな痛みにも敏感になります。

それはとてつもなく貴重な経験なのです。


ただ人に優しくなれるとか、そういうことではなくって

小さな何かに気付くことができるということ。同じ言葉や行動からでも多くを読み取ることができるということ。

そして色々な可能性を、偏見を持つことなくフラットに考えることができるということです。


それは、本当に色々な感情を抱いた人にしかわからない世界です。


そんな世界を見ることができて、本当によかったと思っています。


現役じゃなきゃっていう子には強がりに聞こえるかもしれないけれど


きっと浪人を経験された方はわかるんじゃないかな、強がりなんかじゃなくって、本当に素敵な経験だということを🌸


そして今でも浪人の一年があったからこそ、と思える選択をしようと思っていますし

実際、私の先日した今後を決める大きな選択も、浪人時代の経験が強く影響しています。

さて、長くなってしまいましたが、

浪人生って言っても、皆さんのイメージとは少し違ったのではないかな?と思います。

いろんなことを考えて、学んで、感じて、誰よりも貴重な一年にするんだ、という浪人生活


今浪人をなさってる方も、高三生の方にも、少しでも私の経験や思いが伝わっていれば幸いです♡


また浪人時代のお話しますね🌸

それではまた!

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