見出し画像

ハリネズミ一家の求愛と親愛

ハリネズミには決まった繁殖期はなくオスがメスの匂いに気がつくと「ピィピィ」と可愛らしい声で鳴いてメスに近づいていきます。たぶん、カップリングが上手くいくかはメスの性格次第ではと思ってます。うちの桃(♀)は少しばかり?攻撃的だったのですが杏(♂)の粘り勝ち。桃さんが落ち着くまで杏さんはぺよぺよ舐めながら求愛していました。


そして現在、うちの子との交配をご希望の女の子を預かってます。(お嬢さんの月齢確認および、ハリネズミの妊娠出産の危険性、交配時における軽いケガなどご理解ご納得していただいた上で受け入れました)
年齢的に体力的に4歳を過ぎた杏さんにはキツいだろうということで、2歳の白桃くんに男になってもらいました。お預かりしているお嬢さんはおっとりさんみたく暴れることはなかったものの白桃くんが「ピィピィ」鳴きながらお嬢さんの顔に顔を近づけるもぷいっと避けられてしまいます。お嬢さんは一応白桃の求愛を受け入れ状態なのですが、白桃があまりにもヘタレというかなんというか……
後ろに回ってお嬢さんの匂いを嗅いでたかと思えば鼻先でお嬢さんをひっくり返そうとするため逃げられるという悪循環。
まぁ、お預かりしているお嬢さんは白桃の1.8倍はありそうな大柄な子なのでチビの白桃には難しいかもしれません(苦笑)がんばれ白桃٩(°̀ᗝ°́)و男を見せろ白桃。


オスとメスであれば求愛となる「ピィピィ」ですが、オス同士、メス同士でも鳴く子がいます。それが親愛行動と言われています。(メスに関しては聞いたことがあるだけで経験はありません。かかりつけの獣医師さんに確認済み)

杏さんが白桃に親愛行動をとります。
白桃は杏さんが近くにいると攻撃しに行きます。杏さんに噛み付き追い払おうとしますが、反対に杏さんからの親愛行動を受け慌てて自分が逃げる羽目になる白桃。サークルに同時に入れていると毎回同じことの繰り返しをしています。

一方うちの女の子たちですが、杏桃、杏桜はおっとりのんびり単独が好きなのでひとりでもちゃもちゃしているところに桃さんが乱入してマウンティングを取ったりしてます。たまーに杏桃さんからの反撃を受けびゃっとなってる桃さん。娘の杏桃より子どもな桃さん。そろそろ4歳。末っ子杏桜は桃さんに抗わず笑

血縁があってもかなり個性的な仲良しハリネズミ一家なのです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?