今までやってきたふりかえりをふりかえってみた
いろいろなやり取りがあり、この度ふりかえり Advent Calendar 2021の記事で、今やっているふりかえりについて書くことになりました。
現在、記事を作成中ですが、その時にふと「今までのふりかえりってなんでうまくいかなかったのだろう」と思いました。
なので、今までやってきたふりかえりをふりかえってみました。
今までやってきたふりかえり
ふりかえりをしようと思ったきっかけはカイゼン・ジャーニーを読んだことがきっかけでした。(本をあまり読まない私でも2、3周読んだ本です。)
そこではKPTが紹介されており、最初はこの方法を用いていました。
ただ、だんだんマンネリ化してきたなと感じていたので何か他のフリカエリがないかなと思っていたら、以下のびばさんのイベントがありました。
ここで紹介されていたYWTがよさそうだったので、やってみました。
(カイゼン・ジャーニーにも書いてました。。)
ただ、どちらも1か月ぐらいしか続きませんでした。
何で失敗したのかをふりかえってみた
自分なりにふりかえってみると、続かなかった要因として3つ考えられました。
①フレームワークにとらわれすぎて、ふりかえる内容が制限されていた
ふりかえりをしている中で、あることを書こうとしたときに「これって、良かったことに書いていいのか。。」や「これは問題なのか」等を考えてしまい、結局は書かないということがありました。
もちろん、KPTやYWTには厳密なルールはないので気にしないで書いても良いとは思いますがどうしても気になってしまっていました。
これによって、なかなかふりかえる内容がないという日があったりして続かなくなったのかなと思います。
②個人のふりかえりの目的設定ができていなかった(仕事みたいに絶対やらないといけないことは決まってない)
ふりかえりを行う理由や目的が必ずあると思います。
例えば、あるPRJを効率的に進めるためであったり、チーム内のコミュニケーションをよくするためであったり等、様々あると思います。
ただ、私は特に目的もなくふりかえりをしていたので、デジャブな内容のふりかえりしかしなくなった結果、続かなくなったのではないかと思いました。
ふりかえるスコープも考慮した方が良いなと学びました。
③良いふりかえりしようとしすぎていた。(はじめから完璧を目指していた)
ふりかえりカンファレンスに参加をしていると、いろいろなふりかえりをしている内容を聞くので、「自分も良いふりかえりをしよう」と思ってKPTやYWTのふりかえりの流れを厳密に守ってやっていたりしました。
そうじゃないとふりかえりとして意味がないと考えていたのです。(手段が目的になっていた。。。)
そのため、ふりかえり作業自体がしんどくなり、続かなくなったのではと考えられます。
終わりに
ということで、今回は今までのふりかえり活動についてふりかえってみました。この活動をして思ったことは、ふりかえりって奥深いなぁと。。感じました。
これらの経験を経て、今は別の方法でふりかえりをしています。(なんとか続いています。)
また、ふりかえりをふりかえる(通称:ふりふり)をする機会があるので、その結果も共有したいと思います。
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