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EBt の最新版を公開しました

ここ数日ちょっとドツボにハマっていました

リリース前に通信の非効率問題を何とかしないといけないなーって思って色色直していたんですが、そしたら直したいところがいっぱい出てきたんですよ。んで、どうせだから一気に直してやる!って思って色色頑張って直していたら変なバグとか入れて、その辺も頑張って直して、テストして、動かなくて、あうーって状態だったんですよ。
でもまぁ、頑張って、何とかリリースにこぎ着けました。

ようやく使えるようになってきました

主にデータ同期のメンテナンスをしていたんですが、今までデータ同期がいまいちだったのをがっつり修正してそこそこのレベルまで持ってきました。
だから、Android にインストールした EBt の同期がなかなか終わらなくってデータが古いままって状態だったのもかなり改善しました。
まぁ、処理場同じデータを何度も送るという嫌な状態だったのをできるだけそうならないようにしたのが一番効きましたね。

まだまだ直さないといけないところはいっぱいあるんですが、そこそこ使えるところまで来たので、一旦公開のリリースをします。

EBtとは?

ネットワーク構造でデータを管理するメモソフトです。最近のアプリはクラウドに実装というのが嫌な人(=私)が開発しているので、インストールが必要な普通のアプリケーションとなっています。
メモは普通にテキストメモなのですが、EBt の特徴はデータの管理方法にあります。
人間の頭の中がツリー構造とはとても思えないので、ツリー構造ではなくネットワーク構造にしました。
正直、人間はツリーで考える癖がついているんで馴染みにくい点はあります。でも、慣れればネットワーク構造の方が俄然便利です。
というわけで、ぜひ、ネットワーク構造でデータを管理する EBt を試してもらえればと思います。

クラウドも良いんだけど

色々なサービスが出ては消えていったり変わっていったりしたことを考えると、個人のデータぐらいは個人で管理した方が良いよね?って思うのです。
もちろん、PCに保存したデータはクラッシュとともに死んでしまうんで、結構なリスクがあります。そうならないように複数のPCで同期するバージョンを作って、それをメインに使っています。
これで、データも多重化されるので、よっぽど安心かな?といったところです。複数のPCがある人だけですけどね…

リンク構造の利点は?

ツリー構造よりも、頭の中の思考に近い形でデータが管理できるところです。結局、人間の頭の中はデータを連想で管理していると私は信じています。連想の仕組みを作るのは難しいですが、連想の結果をデータ構造に入れること自体は可能です。
というわけで、連想の結果が素直に組み込める仕組みを大々的に導入しました。
まぁ、この発想自体は20年ぐらい前に既に実装していたんですけどね。個人的には、もっとメジャーな考え方にしていきたいです。

何がメモできるの?

基本はテキストメモです。でも、テキストだけでは悲しいので、以下の情報をメモにぶら下げることが出来ます。

  • URL情報(一つだけ)

  • 画像情報(複数OK, PNG or Jpeg)

  • 任意のファイル(複数OK)

まぁ、実のところ、これだけあれば実用上さして問題は無いんじゃないかと思います。URL 情報とかをハンドリングするために Webブラウザの機能、画像情報をハンドリングするためのイメージ表示の機能も持っています。

書くとわかる。すごいシンプルです。基本それだけです。でも、この基本機能をしっかりと作っています。

最近の追加機能

まだまだ、機能は追加していきます。最近は、ChatGPT の連携機能を追加しました。
これを使うと、メモ内容の要約やメモについてのコメント(肯定的・否定的)をしてくれます。ただし、これを無償で提供することは予算的に無理なので、皆様でトークンを買っていただく必要があります。
メモからキーワードを抽出し、メモのタグとして設定するなんてこともできます。
WebページをメモするときにChatGPTが有効なら、ページの要約がメモの内容に含まれます。
また、普通にChatGPTに質問もできます。ニーズに合わせて便利に使ってください。

ただ、ChatGPT への問い合わせに時間がかかるので、結果表示には微妙に時間がかかります。そちらはご了承ください。

データ同期について

年間200円お支払いいただかないといけませんが、PC間でのデータ連携機能もあります。同一セグメント内という制限はありますが…
なお、一般の家庭でしたら、家の中のPCは大抵同一セグメントにあるのでさして問題にはならないかと思います。
マニアな誤家庭だとセグメントが複数あるケースもあるでしょうが、その場合は逆に知識があるので問題にもならないでしょう。

とはいえ、セグメントをまたぎたくなるケースもあります。それ用に EBt Server というアプリを作っているところです。
ただ、GUI アプリとして作ってもなーって感覚があるので、.net core のコンソールアプリとして、Linux でも動くような形にしようかと思っています。
今はデバッグの都合もあるので WinUI で書いていますけど…こちらは、機能がそこそこ落ち着いたら開発の主軸を変えていくつもりです。
やがてアナウンスすると思いますので、気長にお待ちくださいませ。

今後の開発は?

セグメントまたぎの問題をなんとかしたら、次はマルチユーザー対応を行う予定です。基本的には、複数の人たちでメモが共有できるような
アプリにしたいなと思っています。とはいえ、プライベートも必要なので、ユーザーIDを切り替えてこの辺をうまくやっていくつもりです。

というわけで

どんなソフトウェアであっても最初はちょっと使うのに苦労します。
EBt はリンクでデータを管理するというのがちょっと馴染みにくいという面はあります。ここは残念ながら認めざるを得ないところです。
EBt のリンクを使ったデータ管理方法は、古いけど馴染みのない考え方です。でも、今までデータ管理で苦しんでいた人には、新しいデータの管理方法がフィットするだろうと私は思っています。

こんな EBt ですが、色々なことにトライしていただければ、作者としては嬉しい限りです。

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