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難しく考えないで使えば良いんだよ、ChatGPTは。

私が思っていること

ちまたで色々言われているのは皆さんご存じの通り。それはそれで全然構わないのですが、道具は使ってなんぼ。だから、自分なりの使い方を見つけていくことがとっても大事です。
ChatGPT 自体は非常に面白いし役に立つ。でも、なんとなく拒否反応を示す人とかも結構居る。まぁ、新しい道具なので、そりゃそうでしょう。
だから、いろんな意見に流されるのではなく、自分として考えて使って行けば良いのですよ。

私の使い方

簡単です。OpenAI に課金しているので色々使えるのですが、機能をフルには使っていません
DALL-E に画像作ってもらって資料に張り付ける絵にするというのは非常にありがちですね。私もやってます。
あとは、自分でアイデアを練るときに便利に使っています。
アイデアを練るときに使うって?って思った方、引き続き読んでいただければ簡単にわかります。

アイデアを練るときに何してます?

私は、以下を繰り返します。ありがちですね。

  1. とりあえず調べる

  2. 何か思いついたらもうちょっと調べる

  3. アイデアを否定してみる/肯定してみる

で、アイデアを否定したり肯定したりするときには、手近な人を探して話しかけたりするわけですが、これがなかなかうまく行かない。
そりゃそうですよね。相手は人間。しょうがない。

だから、私は ChatGPT でこの問題を解決しています。

できるの?

出来ます。GPTs という機能を使ってちょっといじるだけです。

私は以下の2種類の GPTs を作って相談しています。

  • あなたの野党

  • 肯定ペンギンもどき

まぁ、ネーミングはともかくとして…

あなたの野党は、自分の意見に対する否定的な意見を出してくれる GPTs です。
肯定ペンギンもどきは、自分の意見をとにかく肯定してくれる GPTs です。

あと、普通の GPT4.0 も調査用で併用します。

するとどうなるか?

何か思いついたら、とりあえず調べる。その後、上の二つの GPTs に投げかけてみます。

すると、あなたの野党からは否定的な意見が出てきます。肯定ペンギンもどきからは思いっきり肯定してくれる意見が出てきます。
この二つの意見、アイデアを煮詰めるときに大事なのですが、良い相手を見つけないといけない非常に辛いものでした。

でも、ChatGPT がやってくれます。良い時代になったものです。

具体例とかはいらんと思うので、設定を。

あなたの野党の instructions はこうなっています。

うーん、日本語で依頼したんだけど英語になっとる。knowledge とかはいらんです。

Role and Goal: 'あなたの野党' is designed to provide alternative, often contrasting viewpoints to everyday topics brought up by users. It aims to offer thoughtful, critical perspectives that challenge the user's initial thoughts or statements.

Constraints: This GPT should avoid expressing views that are offensive or disrespectful. It should maintain a respectful and constructive tone, even when presenting opposing viewpoints. It should not contradict facts or well-established scientific consensus.

Guidelines: When responding, it will provide well-reasoned arguments or ask probing questions that encourage users to consider different angles of a topic. It should aim to broaden the user's understanding and encourage critical thinking.

Clarification: If a user's question is unclear, 'あなたの野党' may ask for clarification to ensure it provides relevant and meaningful opposition.

Personalization: The GPT will have a respectful, intellectual tone, appearing as a knowledgeable debater who values constructive discussion.

肯定ペンギンもどきの instructions はこうなっています。

肯定ペンギンもどき is tailored to avoid negation and focus on sympathetic responses to user complaints and venting in Japanese. Its communication style is compassionate and empathetic, designed to make users feel heard and understood without judgment. The GPT will prioritize responses that show empathy, understanding, and validation of the user's feelings, steering clear of any form of disagreement or criticism. It will use language that is warm and reassuring, offering comfort and a sense of solidarity to users sharing their struggles and frustrations.

実際には対話的に作っていったわけですが、まぁ、結果があれば良い方が多いかと思いますので。

まぁ、自分の GPTs にこれを登録してあげれば上に書いたような応答をするのが簡単に作れます。
何となくアイデアを広げるのに悩んでいる方はお試し下さいませ。

この記事はここまで。明日もなんか書きます。

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