お散歩の効能

お散歩に限りませんが

なんとなく思考が行き詰まったら気分転換をするのが良いです。ただ、気分転換と行っても、何か頭を使うことではなく、あんまり頭を使わないこと。それが良いです。
私がやっている気分転換はお散歩です。というわけで、今日はそのお散歩の話です。

私のお散歩は

毎朝の犬の散歩が私の日課としているお散歩となります。犬からの要求も激しく、強制的な散歩ではありますが、これが自分の頭の中を整理整頓するのにとても良いのです。
犬と散歩していると、とにかく何かをひたすら考え続けることが難しくなります。常に連れている犬とその周りのことを気にする。だから、思考が深いところまで入っていきません。
こうすることで、自分の中で深い思考をしないようなブレーキを掛けることが出来ます。
深い思考をしないことは一見良くないのですが、そのかわりにあれやこれやと色々なところを気にするようになります。私はいつもはあることを深く考える癖があるのですが、そうではなく、広く浅く考えるというフェーズを自分の中にむりやり作る。これが、私がお散歩をするときに得られている一番良い効果です。

効果は人それぞれ

私のお散歩とその効果について簡単に書きましたが、そんな物は人それぞれです。だから、私と同じことをやって同じ結果が得られるなんて事は当然ありません。
ここで私が言いたいことは以下になります。

自分の思考パターンと違うパターンでの思考が出来る環境を作る

多分、これがとても大事です。結構、自分の思考パターンって言うのは決まっています。それを変えることはなかなか難しい。だから、お散歩の力を借りてむりやり思考パターンを変えているわけです。
思考パターンを変えることが出来るのであれば、別にお散歩でなくても良いです。電車にゆられてどこか遠くに行ってみるのでも良いです。ショッピングモールをぶらついても良いです。なんだったら、癒しを求めて猫カフェに行っても良いです。
とにかく、自分の思考パターンが変えられるような場所を見つけること。それが大事です。

ちなみに頭を使わないとか言いつつ別の思考パターンとか言っているのに矛盾を感じるかもしれません。ここでの頭を使わないはいつものような思考パターンでという修飾子がついていると思った方が良いかと思います。いつもの思考パターンを妨害することで強制的に別の思考パターンに持って行っているので。

一時期、オートバイでソロツーリングするということもやっていました。これは、深く考え込むと事故って死ぬので強制的に思考パターンを変える強い動機になります。ただ、結構な疲労もあるので、若い人にしかお勧めできませんね…

ゲームはなんか違う

ゲームをやるのはどうか？という話も無いわけではないのですが、個人的には違うかなーって思います。
別にゲームに限ったわけでもないのですが、思考を全部持って行かれるようなことをやるのはそもそもの思考パターンを変えるとは違うからです。あるいは冒頭で頭を使わないと書きましたが、最近のゲームは頭を使いますからね。
頭を使わないぼんやりと眺めているだけのゲームもあるとは思うのですが、基本的にゲームは頭を使うものですよね。だから思考パターンを変える・頭を使わないとは合致しないのです。
なんか、環境ソフトみたいなものだったらいいですが、果たしてそれはゲームなのか…

意外と読書も良い

本に没頭するのはいけないんですけど、読んで休憩して…ってのを繰り返し、その隙間でちょっと考えてみるなんて言うこともいいですね。
ま、結局は切り替えるいい方法があるならそれで良いのですよ。

ちょいと話がずれ気味になりましたが

気分転換と言うよりも、思考パターンを切り替えるという意味で、お散歩はいい方法です。というか、私はそうしています。
でも、人によっては別の方法の方が良いこともあるんで、自分に合う方法を探すことをお薦めします。
人間、迷い込むとそこから脱出するには何らかの外部からの力が必要になります。

いい方法が見つかりますように！