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こころ変わりの魂

入会(5月12日)

夢の役割

人が夢を見るのは
現実に対して 不満や欲求を強く持っているから
あるいは現実からの影響が強くて
それを受け入れるために夢を見るのであって
おそらく夢を見なくなるのは
現実を受け入れてしまったからかもしれない
大人になると見る夢が薄れていくのはそのせいだろう

物語は酸素

我々人間一人ひとりは一つひとつの個体だけれど
この個体を名詞としての言葉だとすれば
僕らの人生を動かすのは「文脈」であって
自身が「孤独」であると感じるならば
「自身(という一つの言葉)」を
「他の物質(言葉)」と関係づけて(文脈化)して
「物語」を描くこと
「生きる」ことは「自己救済」

自覚

「自分」という「名詞」を
「動詞化」して「他物」と結びつける
「(私は)本を読む」「音楽を聴く」
「自身の動詞化」とは
「この世界」に対する「求婚行為」であって
「この世界」との「婚姻関係」が「人生という結婚生活」
たとえ一人であってもそれは「単身赴任中」かもしれない
「じゃあな」

5月16日追記

Introjektion                              

私はあなたを取り込んだ
深い心の中に
閉じ込められたお姫様を
助け出すために
かつての美しい姿も
永久凍土の中で凍傷し
皮膚は爛れ
再生を冀うたび
血潮を吹いては
再び腐り果ててしまう
「ANIMA」
腐りかけた魂
色彩のない世界
絶対絶望世界のご主人様
仮面を被って泣いている
悲劇のヒロイン


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