思考のウィルスから身を守る方法
小さいころから謎な事がある。どんなに気を付けていても「上から目線」「物言いが気になる」という風評が周囲の友達に立つのだ。当然、自分自身にも至らない物言いがあるのだろう。可能な限り直してきたし、感じのいい話し方の本や人間関係の本も読み勉強をしてきた。
でも、いくらやっても、いくら良くなっても、やはり合わない人はいる。自分の意見を言わずに、察してほしいというタイプの人だ。ガサツな私と同じように、繊細な世界にその人は世界を見つめているのだろう。別にそれは否定をしない。だけど私に関する事実と異なる風評、いや風評ではなく「事実とかけ離れた解釈」を流布するのは許せない。
「あの笑わない顔、怒ってるんだよきっと」「あの目線を合わせない所、きっとみんなの事をバカにしてるんだよ」と、自身の解釈を理解して貰いたくて可能な限り周囲の共感を得ようとするのだ。それも、繰り返し。私に対する悪評を広げるのではなく、私の事実を悪意ある形で解釈する様に私の周囲を変えているのだ。
私は気付いた。だったら同じことをすればいい。あくまでも鷹揚な姿勢で、仮にその風評マン・レディをAとするならば「Aさんは少し精神面で良くない状態にあるし、そのせいで細かい事が気になりすぎて周囲の人の事をあれこれ良くない解釈をすることがあると思う」と。もちろん、その最初の突破口を切り出す位に、最低限周囲を巻き込んでからだけど。
Aがやったように、これからAが取っていく行動すべてが「でも、メンタル面が良くない状態だもんね・・・」と周囲の人々が解釈していく事になる。Aに悪気は無い。私にも無い。ただ、自衛のために同じことをするだけ。その先にあなたがどうなるのかは、あなたの問題。
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