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家族がなくなった話8

母が亡くなり、その4年後に父が亡くなり、相続手続きも終えて、私の属していた家族がなくなった経緯。
リモートでできること。


自宅に戻って進められる作業を淡々と進める。

・病院に電話
父がお世話になっていた病院へ電話をして詳しい状況を聞く。
死因は間質性肺炎の急性増悪。本当に見る間に悪くなったらしい。ガンの他への転移はなし。

「店」で過ごしていたことがよくなかったとのことだけど、弟は「父は店にいるのが好きだった」と言っていたらしい。
自分が実家を占領したせいで父が「店」にいざるを得なかったことを無視した言種に腹が立つ。
弟に何も言わないままだった父にも腹が立つ。
何も言わずにいたことが結果的に寿命を縮めたことになるけど、本人がそれを選んだんだからしょうがない。

・喪中ハガキの作成
11月だし喪中ハガキを作らないといけないけど、デザインにしっくり来るものがない。調べたら故人の趣味を表すようなものも多いとのことなので、父が乗っていたのと同じ自転車が写っているフリー素材を使って作った。

・データ捜索
スマホのロックを突破できなかったので父の交友関係が全くわからず、頼りはこのパソコンだけ。

メールの履歴をSNSと突き合わせて登山仲間らしい人が一人だけ特定できた。その人に連絡すると、他の人にも声をかけてメッセージと写真を送ってくれた。
母が亡くなった後の写真もある。
家でも会社でもないところで楽しく過ごせていた様子が知れて安心した。

データを取り出した後のパソコンは、初期化してセキュリティソフトをインストール。
今後は姪が使うことに決まっている。

・クレジットカードの解約
明細が送られてきたカードは問題なく解約完了。キャッシングの残債があったので振込み。
引落元になっていた口座がわかり、そっちはとりあえず凍結手続き。

・法定相続情報一覧図の作成
法定相続情報一覧を作るために両親の戸籍を申請する。
届いた父の戸籍を見ると「次男」と記載されている。父からお兄さんがいたと聞いたことはないし、昔のことだから書き間違ってるとかあるのかな。

やることはまだまだある。先が長い。

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