「鎌倉殿の13人」45回感想【権力に興味ないしぐさの黒執権が切ない】
まずは、バズってはいないけれど、宣伝。
体調がまだ思わしくないのですが、まとめを2つ作成しました。
まずは「殺す側」と「殺される側」のトークショー。
あの「お告げの白い犬」は、ソフトバンクCMの「犬のお父さん」だったのですね…。
(我が家は、J-PHONE時代からのソフトバンクユーザーで、十数年前の機種変特典の「お父さんスリッパ(「犬のお父さん」声でしゃべる)」が今でもあります)
そして、11/25「あさイチ」小栗旬さんプレミアムトークまとめ。
更に、「土曜スタジオパーク」山本耕史さんゲスト回のまとめも作成しました。(既に体調は回復しています)
やはり、視聴者リクエスト第1位は「武士の鑑」回の畠山重忠さまでした(^^)/
私も、この回の「戦など、誰がしたいと思うか!」に投稿(投票)しました。
※当方、まとめ作成ペースにムラがありまくりで、1日に複数作る時もあれば、1か月以上作らない時もあります…
「鎌倉殿の13人」第45回は、…ついに「雪の鶴岡八幡宮」が来てしまいましたね。
この日は、大相撲九州場所千秋楽で、相撲を放送していたBS4Kの「鎌倉殿~」放送が5分後にズレたのですが…「まるっと番組がなくなるんじゃなくて、5分ズレて放送するんだ」というのにびっくりでした。
実朝最期は「北条義時(黒執権)黒幕」「三浦義村(平六)黒幕」「公暁単独犯」のようでいて、「実朝の「嘱託自害」」に落ち着いた感じがありましたね。
そしてそれを後押しする「決め手」となったのが、歩き巫女の「天命に逆らうな」という言葉。
公暁を凶行に駆り立てた最初の「呪い」は、比企尼の「北条を許してはなりませぬ」でしたが、このちょっと前から、高齢の比企尼が「危ない(面会の時に眠っていたり)」場面があったので、こちらも、もしかしたら「認知症の独言」だった可能性もありますね…。
そういった「何気ない言葉」が、歴史を大きく動かしてゆくのが、「鎌倉殿~」の作劇の常のようにも見えるので、実際の凶行場面以上にぞっとしました。
「頼朝の孫、頼家の子がいたことを、世にしらしめたかった、名を残したかった(意訳)」を、「日本を代表する大俳優を祖父と父に持つ役者」である寛一郎さんに言わせるなんて、なんという、なんという作品だ(ノД`)・゜・。
(褒めています)
で、「太刀持ちの栄誉、俺と代わってくれよー(意訳)」と太刀持ち役を黒執権から奪った源仲章が、公暁から「許してはならない北条の権化」・黒執権と間違われて斬られてしまいました。
…つくづく、「鎌倉殿~」は「権力を握ろうと欲を出した者から滅んでゆく」物語だなぁ…。(褒めています)
だから、黒執権は生き残るために「私は、権力になんか執着しないし、興味なんかないんだよー」というフリをしているのですが、傍から見れば「権力に執着している」ようにしか見えないという…。
しんどいです…黒執権も、現在の推しが黒執権である私も…。
で、黒執権は、平六からも裏切られたことを知り、心が孤独になっただけでなく、「今度こそ、鎌倉は、北条はおしまいだ」と、生きた心地がしなかっただろうな…。
三浦のように、土着の大勢力を傘下に持っていなかった北条は、「源氏の血脈に寄生する簒奪者」として、襟を正した平六に滅ぼされる可能性も十分にあったのですよね。結果論から「北条は恐ろしい権力者で魔王」と考えるのは、本当に危険かと。
(毎週のように書いていますが)
そして、子と孫を失った政子は、自ら命を絶とうと考えますが(そういや「政子が世をはかなんで自害しようとした」なんて、今まで誰も考えなかったなぁ…と)、政子をひそかに見張って?いたトウちゃんに救われて…
そりゃ、政子から「13人目はあなたです」と言われて鎌倉にとどめられた黒執権が、「いままでのことは、全部あなたのせい」と言われたら、黒執権もキレたくなりますよ…姉でなかったら、首をグリグリやりたかったかもしれない。
視聴者から見放されている黒執権ですが、私くらいは、黒執権を推してもいいよね…?反省会タグで叩いたりしないよね…??(弱気)
次回、いよいよ「尼将軍」誕生ですが…
今の展開だと、後鳥羽上皇が「北条義時追討の院宣」を出した時、鎌倉方は政子と大江殿が結託して、鎌倉の武士政権独立と引き換えに黒執権を生贄に差し出す展開しか見えないのですが(黒執権の首ひとつで鎌倉の独立を得られるのなら、たやすいもの)…
ここから、どうやって史実の展開に持っていくの?
あと3回、心して見届けます。
そして。
12/7の「鎌倉殿~」ファンミーティング(NHKホール)、会場参加の他にオンライン参加も募っていたのですが、オンライン参加できることになりました。
平日18:30開演ですが、果たして私は定時で帰れるのか(定時にあがらないと間に合わない)、そしてリモート会議アプリに慣れていない(エッセンシャルワーカーの端くれなので、リモートワークやテレワークができないし、したことがない)私は、ちゃんと参加できるのか!?
次回、そこらへんをレポートする気力が残っていたら、する予定です。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
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