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「光る君へ」第18話感想

大型連休は、まずまずやりたいことが出来た、ありです。
去年2本一気に枯れたブルーベリーの苗を更新したり、お絵描きしたり、ガンプラ組み立てたり…
一番は、冬物の水洗い可のアウター等を洗濯機で洗ったこと!

さて、「光る君へ」第18話は、道兼の所謂「七日関白」からの(史実を知らなくても、道兼の「扱い」の変化を思えば、退場が近いとしか思えませんよね…)、道長が周りの思惑(道隆の子・伊周の人間性が…)で右大臣になる…という、一昨年の「鎌倉殿の13人」で見覚えのある展開でした。

まぁ、「帝を支える「13人」を集めよう作戦」はありませんでしたが(^^;

初回の「まひろ母殺し」でものすごいヘイトを集めた道兼が、あんな最期とは。゚(゚´Д`゚)゚。

親鸞上人の「悪人正機説」は、「鎌倉殿~」の更に先の時代だから、仏教は「悪人」である道兼の心は救ってくれないんだよね。

ということは、次回で大事件が起きる伊周にも、何か仕掛けがあるのでしょうか…?
(キャラクター造形に疑いの眼でかかる癖が(^^;)

前回の道隆ばりに、妹・定子に「皇子を産め」と迫る伊周の姿は、専制をしいた道隆の嫌な部分を煮詰めて、アメリカンコーヒーみたく薄めた感じがありました。

そして、女院さま(詮子さま)と帝のやりとりに、「真田丸」の茶々さまと秀頼さまを思い出すのは、私だけですねきっと。

(「どうする家康」の茶々さまと秀頼さまとも、また違うんだよな、これが)

母からあんなに言われれば、最悪、帝が態度を硬化させても誰も文句を言えませんって…
てか、摂政ではなく関白をおく年齢の帝は、「あんな事を言っているけれども、母上は、自分の意のままに出来る道長を関白にしたいだけなんだろ」と、醒めた目で見ていただろうし。

こんなことがあれば、誰から推挙されようが、道長は関白にはなりたくないよな、そりゃ。

実際「摂政」にはなったけれども「関白」にはならなかった)

そんな権勢争いの宮中から抜け出してきたききょうが、唐菓子(この頃だから、胡麻油で揚げたお菓子でしょうか)を手土産にやってきたのが、まひろ宅。

そして、ききょうの口から、道長の後宮での評判が伝えられ…

(まさか、ききょうもまひろが道長とそういう関係だった(過去形)とは知らないでしょうな)

まひろ宅といえば。
久しぶりのまひろ弟の帰宅…いまだに「史実に反して、闇堕ちしてしまうのでは」感がすごい(^^;
道綱といい、「明るいおバカキャラ」を見ると、「闇堕ちの伏線では」と思ってしまう癖をどうにかしたい(;´A`)

そして、ラストの廃屋…

「まひろが男であったなら」ならぬ「まひろがBS時代劇のヒロインであったなら」、あそこで「世を正してくださいませ」と一言かけて去るのでしょうが、そうもいかないのがね。
道長は「右大臣にまで昇りつめた自分も、まひろも、もうあの頃の二人ではない」というのを確かめに行ったのだろうな。

時間軸はかなり前後しますが(てか、ラストから冒頭へ感想が飛ぶ暴挙)、冒頭、宣孝が赴任先から戻ってきて、まひろに酒や舶来の紅で「猛チャージ」を仕掛けていましたが。

まひろは「そんな高価な舶来の紅よりも、漢籍の本が!それを書写する紙と墨が!欲しいの!!」とか思ってそうだなぁ。
(紅は、それこそ道長と情熱的に体をつなげた頃ならともかく)
令和に生きていたら、「肌に合わないかもしれないインポート高級コスメよりも!執筆用のサクサク動くパソコンが!iPad Proが!液晶タブレットが!欲しいの!!」とか言いそうだなまひろは…。
(自分の願望を混ぜるな)
※冗談でなく、パソコンは買い替えなければならないのです私…

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

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