「光る君へ」第10話感想

再来年(2026年)の大河ドラマの主演とテーマが決まりましたね!

私としては「これで、推しの大河ドラマ主演が10年以上先になってしまった」です…我ながら心が狭い(;´Д`)

※来年の横浜流星さんも、再来年の仲野太賀さんも、スターダストプロモーション所属で、同じ事務所が何年も主演で固まることはまずないもので…

てか、現段階でも山崎賢人さんや流星さんや北村匠海さんに「置いていかれている」感がすごくて、つらいのに。
(私の「推し活」は、「推しの今後を心配すること」がメインなので、正直楽しいのが一瞬しかなくて、常に胃が痛いのです)

Xにはなかなか書けない愚痴はこのくらいにして。
「光る君へ」第10話は、遂にまひろと道長が「結ばれ」ましたが、美しいとか切ないとかではなく、すれ違いが痛々しい回でありました。

私がこの作品に「カップリング的なもの」を求めていないのもあって、あのシーンは妙に醒めた目で見てしまっていたなぁ。

道長は、右大臣家一家総出(母違いの道綱も召喚)の「花山帝退位大作戦」に良心の痛みがあって、でもそこから抜けることはかなわず、せめてもの反抗?で「一人の人間」としてまひろとの逢瀬に臨んだけれど。

しかし、まひろは直秀の件での無力さの痛感から、道長に「右大臣家の道長」として世を正して欲しいと彼を拒む(それと「道長との一線を超えたい」欲とはまた別)…
まひろが「醒めて」いる(肉体は情熱的だけれども)故に、二人の逢瀬が痛々しく感じてしまいましたよ。

そして、それは「二人がもう二度と会えない」(次回予告の倫子さまを見るに)ということなので、まひろが道長に臨んだことの代償は大きかったのだな。

これが「身分差」であることを、次回のまひろは思い知らされるのだろうな。
とすれば、まひろが道長に「会う」ためには、まひろが宮中で「出世」するしかなくて、そのためには「やんごとなき女性の女房」となるしかない…
「光る君へ」は、往年の少女漫画っぽい展開を思わせてくれますが、少女漫画は少女漫画でも「お仕事女子のサクセスストーリー」的な展開もあるのでしょうか、これからは。

そしてそして、私が今回一番引っかかったのは、あきこ様(道長姉)の「弟(道長)よ、帝(一条帝)となった私の息子の後ろ盾のために、源氏の姫を二人妻にしなさい(要約)」。

この時代は、やんごとなき身分の男性が「妻」を複数持つのは普通の倫理観だし、生存戦略としては正解なのでしょうが(彼女の嫌いな父・兼家そっくり)、道長とまひろの件を見るに、妻となる「源氏の姫」倫子さまと明子さまは、どちらも「ひとりの女性」としては幸せになれなさそうで、今からつらいです…
これって、あきこ様が円融帝から拒まれた(円融帝との間に男子(一条帝)はもうけたけれど、兼家から毒殺未遂されたことで恨まれた)ことの復讐なのでしょうか?

そして、一条帝(ちび)で柊木陽太くん(スターダストの推し子役くん)が登場するのは、いつになるのかな(*´ω`*)

よし、なんとか愚痴っぽくならずにまとめられた。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

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