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夢と金

今回はキングコング西野亮廣さんが書かれた夢と金という本を読んだ感想を書いていきたいと思います。
※だいぶ前に読み終えましたが、感想が途中になっていたのでこのタイミングで

練習生

僕は現在、練習生という立場でプロチームに所属しています。

その前の2年間も無所属だったので合計3年間、無給の中でプロバスケットボール選手という夢を追いかけてきました。

このような背景があったので、『夢と金』という本のタイトルに凄く興味があり購入しました。

始めに、冒頭で書かれていたことがリアルすぎたので紹介します。

僕らは「夢」だけを選ぶことはできない。
「お金」が尽きると「夢」は尽きる。これが真実だ。

夢と金

僕の周りには沢山の夢追人がいます。

方法は様々ですが、夢を追いかけるために金銭面をクリアしようとみんな必死で頑張っています。

時給1000円でバイトをする人もいれば、最近ならクラウドファンディングなどを行う人も増えてきました。

金銭面をクリアして着実に目標に近づけるような環境を作り出し、目標を叶えている人もいます。

しかし、『バイトをしないと生活できない』ということから本業のバスケットをする時間を確保できずに夢を諦めていく選手がいるのも事実です。

今回の記事が同じように夢を追いかけている人にとって、僕の経験が少しでも役に立つと幸いです。

僕がやってみたこと

ここからは実際に僕が試してみたことを紹介していきたいと思います。

その前に僕が金銭目をクリアするために意識してきたことを紹介します。

僕が意識してきたことは『なるべく時間を費やさない』ということです。

【時間を費やさないためのPoint】

①時給を高くする

②未来を売る

③オンライン解決

時間を費やさないためにはこの3つを意識してきました。

①時給を高くする

時給1000円のバイトをするのではなく、どうすれば時給を高くできるかを考えてみました。

例)
・バスケットボールクリニック
・モデル撮影
・講演会

バスケットボールにおいては専門性があるので、コンビニでバイトをするより時給を上げられる。

バスケットボール以外にも、トレーニングに詳しい友達はパーソナルジムで1時間5000円以上で働いていた人もいました。

このように少しでも時給を上げれる方法を考えることで、その時間をバスケットボールのために使うことができます。

②未来を売る

自分の将来に可能性を信じてもらい、応援してもらうことです。

例)
・企業スポンサー
・個人スポンサー 
・オンラインサロン

夢と金の中でも書いてあったのですが、応援してもらうためには『応援シロ』が大切だと思います。

応援シロ = 目的地 − 現在地

自分の目標を語り、現状もしっかり伝えることです。

その目標が周りもワクワクするようなものなら、なお応援してもらいやすいと思います。

そして口だけでなく、しっかりその目標に見合う努力をすることです。

競技としての実績も出していくことで周りも『あいつならやってくれるかも』と信じてもらうことができると思います。

このように応援してもらえる存在になれば『バスケットボールに費やす時間を確保したい』という目標に近づけると思います。

③オンライン解決

最後にオンラインで解決することです。

例)
・Tシャツ販売
・ライブ配信
・オンラインバスケットボール指導
・オンライン講演会

オンラインであれば、移動時間や体力を奪われることがありません。

アスリートは家で休息している時間も長いです。

その時間を『どうすれば有効活用できるか』を考えてみても面白いと思います。

このようにオンラインでの仕事を作ることも、バスケットボールの時間を確保するために1つの方法だと思います。


まとめ

夢を追いかけるためには『自分で汗水流して苦労するべきだ』という意見もあると思います。

しかし、僕のような凡人が

練習する時間
振り返りをする時間
ケアをする時間
英語勉強する時間

このような時間を削っていたら、『日本一になるようなバスケットだけに向き合っている天才達に勝てるわけがない』というのが僕の考えです。

それが僕の目標です。

だからこそ、金銭面をクリアして選手として成長できる環境を整えたいと思い、行動しています。

これまで『お金の心配をせずバスケットだけに集中したい』と何度も感じてきました。

それぐらい『お金』という問題は僕にとってストレスのかかる問題でした。

しかし、この経験はチームからお金をもらってバスケットボールだけをやれている選手にはなかなか経験できないことだと思います。

なかなか経験できることではないからこそ、夢を追いかけるために『お金にも目を背けない』というスタンスで頑張っています。

同世代でこんな経験をしてプロで大成している選手はなかなかいないと思うので、今後も学んだことは発信していきたいと思います。

今回の記事が同じような熱い夢を持った人にとって参考になれば幸いです。

一緒に夢掴みましょう。

最後まで読んで頂きありがとうございました。

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