見出し画像

私が使った雇用保険の裏ワザ!

さて、うつ病で正式に退職した私。正社員で雇用保険に加入していたので、失業保険を受給する資格がありました。

失業保険とは、働いていた会社を辞めて、次の仕事が見つかるまでの間に受け取ることができる雇用保険の基本手当てのことです。

しかし、再就職する意思と能力があり、ハローワークで求職の申し込みを行い、積極的に就職活動をしていなければ、受給資格は得られません。

うつ病で退職して、働ける状態でない私には、受給資格がありませんでした。受給期間は、原則「退職日の翌日から1年以内」です。そのまま放置してしまえば、失業保険は受け取れません。

しかし、やむを得ない理由で働けない場合は、ハローワークで手続きを行うと、受給期間を延長することができます。延長できる期間は最長3年です。

私の場合は、傷病手当金を1年半受け取り、その後、就職活動を再開して、失業保険を受給しました。

しかし、ハローワークの求人というのは、結構ブラック企業が多いのです。『無料で沢山の人に見てもらえる=求人なんかにお金を使いたくない』ってことですから……。

実は、この頃になっても、正直な話、仕事ができる状態ではなく、ましてや心身共にハードなコピーライターの仕事など100%不可能でした。そんな私を救ってくれたのが「公共職業訓練」です。

認定日にハローワークに行き、偶然目に止まったパンフレットを見ていたら、興味のある講座が沢山載っていて、ダメ元で申し込んでみたら、ラッキーなことに、第一希望の「Word&Excel、医療事務」を学べる講座で勉強することができることになりました。

そして、この「公共職業訓練」は、資格が取得できるだけではなく、沢山のメリットがあったのです!

画像1

私が受講した講座は、半年間のカリキュラムで、失業保険を受給しながら、Wordと医療事務3級の資格を取得することができました。

その後、通信教育で更に詳しく医療事務と医事オペレーターの勉強をして、医療事務2級試験に、ほぼ満点で合格。就職活動をしなくても、通信教育を運営している会社から声をかけてもらい、再就職することができました。

世の中には、知らないと損する制度が、実はたくさんあります。今はスマホが普及しているので、自分が利用できる制度やサービスを見つけるのは、昔より簡単だと思います。ぜひ、思いつく限りの検索ワードを入力して、お宝情報を手に入れてくださいね!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?