２０：自分の奥底の感情に騙されないために
目次
・心の傷はインナーチャイルド
・心の存在と両親との関係
・インナーちゃんが解放されないわけ
・食事を整えることで心が強くなる
・自分の奥底にある感情を騙しているものとは何か
・原因と結果を確認しよう
・心の傷はインナーチャイルド
幼い時に受けた心の傷が大人になっても、
ずっと引きずりながら生きています。
両親から受けた教育、態度から、
私たちは何かしらのトラウマを受けています。
きっと、母や父が嫌いだったり、
苦手だったり、愚痴がたくさんあることでしょう。
今回は、インナーチャイルドについて話しましょう。
インナーチャイルドとは、子供の頃に傷ついた心のことです。
それは胎児から１０歳までの期間になります。
この期間に自分が感じ取った不幸と言われる感覚のことです。
または、自分の内側にあるもう一人の自分であり、
前世からの魂が持ち越してきた傷ついた心の課題です。
これを私はインナーちゃんと呼びます。
・心の存在と両親との関係
６歳までに五感から受け取ったあらゆる情報をすべて記憶します。
快不快、善悪のどちらも判断することなく情報として記憶するのです。
これは潜在意識に深く入り込み、
記憶として思い出すことが出来ないほどに。
ですから無意識に選択し行動していることが特徴です。
朝に起きたら顔を洗う習慣などがそうです。
例えば怪我や病気をして
両親から介護されて愛情をもらえた感覚という事実は、
愛情が欲しいと感じた時に自ら無意識に病気を作ることもあるでしょう。
さらに顕在意識に入る内容は、
成長し６歳以降、自分が失敗しないように、
自分に優位になるように考え行動し始めています。
日常で失敗と成功を学びながら、
自分を守るためにどうしたら良いのかを優先し始めます。
両親からの愛を得ることができないと
小さい自分は幸せに生きていけないからです。
ここで両親とのかかわりから、してよい事をすると愛される、
して悪いことをすると嫌われるという方程式を体験し学びます。
両親から愛されるための行動を考えてより自分にベストな行動します。
これらを全て顕在意識にしまい込んでいきます。
親から褒められるように、大事にされるように努力していくほどに、
自分本来の心とかけ離れて、
マインド（考え、思考）で、自分の行動を決めていきます。
学ぶ過程で、
して悪いことをした場合に自分本来の心が傷つき苦しんだときに、
この傷を２度と作らないように、無視をしたり、忘れたフリをしたりして、
心のままに悲しむことを表現して出さないように行動してしまった場合に、
その子供の心は、
陰に潜んで傷を抱えてずっとあなたの心の奥に居続けるのです。
辛くて泣きたいのに親から「泣くな」と怒鳴られたから、
泣けなくなるなどです。
・インナーちゃんが解放されないわけ
そのインナーちゃんは、
大人になって気がついて解放させてあげることが必要です。
でもそれが出来るようで出来ない理由があります。
傷を受けたくない代わりに仮面を作るのです。
その仮面は自分を守っているはずだと信じ込まされているからです。
誰に？ 自分にです。
この法則で今まで子供の頃は安全だと、理解してきたのです。
でも今は大人です。親の愛情はもう必要ないはずです。
大人と比べて体力もない、
働いて一人で生きていくことができない幼い自分ではありません。
今は、自分のことを自分で愛し、許し、励ますことができるのです。
その勇気があれば、独り立ちして自信に満ちて生きていくことができます。
でも今は、大人になれない、親に依存している子供の心が居るのです。
それがエゴになり、罪悪感が生まれて、自己否定をしてしまいます。
これが生きにくさを助長しているのです。
・食事を整えることで心が強くなる
風土ヒーリングの食事を継続していくと浄化が起こります。
身体の毒出しができると、今度は心の浄化で毒が出てきます。
あなたの丁度良いタイミングでそれは現れてきますから
全く心配は要りません。
一生懸命に自分と向き合い、時が来た時に対処すればいいのです。
その時はグットタイミングで、
心が強くなっていてスムーズに対処ができます。
自分らしく幸せに生きるために、
顕在意識にすりこまれたエゴの仮面を取り外していきましょう。
・自分の奥底にある感情を騙しているものとは何か
自分の本来の感情を今まで隠していたのですから、
それを見つけ出し確認しましょう。
奥底にある煙幕を晴らしてみれば、その根っこが見えてきます。
以下のような育てられ方をしていませんか。
・愛情の少ない冷たい家庭環境で育つ
・否定・差別・区別・比較をされて育つ
・親の過度の期待で育つ
・世間体重視で育つ
・秘密の有る家庭で育つ
・嫌悪され否定されて育つ
・助ける役をして育つ
・甘やかされて育つ
・依存性のある親に育てられた
・原因と結果を確認しよう
どうしてこの両親の元に生れる必要があったのかを考えましょう。
必然の原因があり、その結果は自分で責任を取ることの覚悟をしましょう。
押さえてきた感情を溶き、解放し、負の連鎖を止め、
時間を動かしてあげましょう。
過去に縛られている自分のトラウマを解消し、
来世では新しい出発をしましょう。
魂のあなたの個性をより豊かに発揮できるように輝く未来に生きましょう。
そのために、
自分を日々素直に受け入れる器つくりの食事日記をお勧めします。
嫌われるから、情けないと思われるから、悔しいから、
恥ずかしいからなどと、
余計なことを考えずに、ありのままの自分をさらけ出す場所として
食べたものを全部書き出し、怒られても大丈夫と安心して、
気がついたことや、情けない感情もすべて書き出してみましょう。
今自分がどんなことに対してどんな感情、
心が動いているのかを確認して行きましょう。
成長するほどに、あなたは今のこの瞬間を美しいと感じるはずです。
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