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日本の出産事情やばいね。のベトナム記事/ホーチミン子育て


今日ベトナム人の同僚から、「日本の出産事情、これ本当?」

と聞かれて、送られてきたKenh14の記事を紹介します。

Japan: Women workers want to be pregnant must follow the "schedule" of the superior

ざっくり記事内容を起こすと

・日本の女性は出産するときに、上司や会社のスケジュールに従い妊娠・出産しなければならない
・スケジュールを守らないと”謝罪”させられて自分勝手よばわりされる
・産休中には女性は会社の同僚に申し訳ない気持ちでいっぱいになる。自分の仕事が周りの人に振られてしまうため。
・おめでとう、と祝われる代わりに、”ごめんなさい”と言う
・そんなプレッシャーで女性の出産の時期は26歳から35歳へと遅れていった
・26歳(社会人3年目)で妊娠なんてできない。。
・日本の女性は極端に厳しい労働条件と性差別の被害にあっている
・日本の女性が働くにはこのようなことを受け入れなければいけない

昨今のニュースを見ている限り、限りなく事実な気がしています。

私の友達が結婚するために大阪から東京に転職活動をしている最中、ある起業の面接で”3年以内は子供をつくらないでください”と言われたり、結婚していた友人は”出産はいつする予定ですか?”と聞かれたと言っていました。

会社の立場としては、産休で一定期間その人が抜けられるのは困るかもしれないけど、抜けることを強いられている女性の立場を考えたことないんだろうな、と思ってしまう。

産後は身体的苦痛や精神的にも不安定な中で、ただでさえストレスを感じてしまうのに、会社にも”出産してお休みもらってすいません”って謝罪しなければならないなんて。。

「日本、大変だね」と心配してくれました。

うん、そう。だからとてもじゃないけど2人目をつくろうなんて思う人は少なくなって子供の数は減る一方なんだー。と返答。

ベトナムでは産休をとった女性に対して必ずポジションをキープしておかなければいけないという労働法があります。

ベトナムでは妻が出産すると夫にも1週間の産休が与えられます。

ベトナムでは子供は宝で、みんなで育てるもの、という意識があります。

長年ずっとこの課題があったのに、一向に変わらない日本。

日本は女性社会進出を促進させる動きを積極的に行う一方で、子供の少子化問題を訴えるという、もう何がしたいんだ状態です。

政府や企業がルールを作っても無駄なんです。

ルールはルールに過ぎなくて、利用する人が気持ちよく利用できなければ普及はしません。

変わらなければいけないのは個人個人の意識です。

一緒に働く同僚や、上司の個人の意識が変わらないと産後、会社のみんなに頭を下げて働く状況は変わりません。

ルールがあっても利用できません。

日本の出産経験のある女性たちこそ、今後ママになる女性たちのためにその道を作っていく必要があると思っています。

だからこそ、女性がトップに立つ必要があります。

トップに立ってルールを尊重し、利用する必要があります。

私の会社のベトナム支社は出産経験のある外国人の前例がないため、

ルールは全くありませんでした。

会社側がこちらの要望を聞いてくれ、調整していきました。

今後ベトナムで働きたい女性、出産、子育てを経験する女性に向けて何かヒントや参考にできることがあればいいなと思っています。

きっと今後は海外での出産をする日本人女性も増えてくると思います。

そのとき、不安を軽減できる、選択肢を広げられるような参考例を提示し続けていきたいと思います。

最後は自分の意気込みで終わりましたが、、、日本の出産事情が異常ということを改めて時間した記事でした。

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