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フューチャースピリッツの挑戦:個々の「あり方」を活かす取り組み~セミナー登壇レポート~

こんにちは、フューチャースピリッツの阿部です。
2023年12月19日、京都市わかもの就職支援センター主催のセミナーに、広報室長の多田と企画推進室長の平松が登壇しました。フューチャースピリッツが個々の社員のあり方を尊重する文化を基に、さまざまな社内制度や取り組みをどのように実施しているかについてお話しさせていただきましたので、その内容をレポートとしてご紹介したいと思います。

10数社の企業の経営層、人事担当者が参加されました

登壇概要

セミナー情報 セミナーサイトからの引用
京都市わかもの就職支援センター主催
「先進事例から学ぶ!若手社員の定着支援セミナー」
新入社員の早期離職の状況等についてのレクチャーや新入社員定着に向けた取り組みを行う企業の先進的事例の紹介、パネルディスカッション、参加企業同士の交流会など
登壇
①株式会社羽車(大阪府堺市):代表取締役社長 杉浦正樹氏
②株式会社フューチャースピリッツ(京都市下京区):平松、多田
参加者 セミナーサイトからの引用
以下に該当する企業の経営者様(総務・人事担当部長等含む)
・社員の定着を課題と感じている企業様
・社員が働きやすい環境を作りたいと考えている企業様
・組織力向上のための取り組みを実施したい企業様
・「京のまち企業訪問」サイト登録(「京のまち企業の会」会員)企業様
登壇の経緯
フューチャースピリッツの社内制度である「社員スキルアップ支援制度」(通称:会社公認 働かない制度、以下「働かない制度」)をきっかけに、京都市わかもの就職支援センター様よりお声がけいただきました。

「働かない制度」による副業や社外活動の推奨

「働かない制度」とは、社員が業務時間中に最大20時間を自身のスキルアップや趣味、副業にあてることを可能にするものです。
2016年からスタートしたこの制度は、自己成長の機会を提供し、仕事へつながるスキルを得ることを目的とした制度になります。
この制度を通して、社員自身が業務という枠にとらわれず、自分自身のキャリアを形成し、多様な経験を積むことができるのを目指しています。

社外での経験が社内業務に良い影響を与え、
個人の成長が企業の成長につながるという考え方が根底にあります

オフィスの再定義

フューチャースピリッツではコロナ禍の2020年7月に、オフィスの概念を再定義しました。従来のオフィスは仕事をする場所、という概念から一歩踏み出し、社員が自発的に集まり、交流し、共に成長する場としてリニューアルしました。この変革は、受動的なコミュニケーションから自発的なコミュニケーションへのシフトを意味しており、オフィスが「人生を楽しむ拠点」として機能しています。
固定デスクの廃止やコミュニケーションエリアのゾーニングを導入し、自由で創造的な環境を提供しています。

オフィスリニューアルを経て、コロナ禍以降の出社率が3倍に(強制や出社ルールは無し)

社内コミュニケーションの促進

フューチャースピリッツでは、社内のコミュニケーションを促進するためにWeb社内報や部活動制度を導入しています。
これらの取り組みは、社員間のつながりを深め、業務上のコラボレーションやアイデアの交換を促進しています。

Web社内報や部活動は、部署を超えたコミュニケーション活性化のきっかけに

さまざまな取り組みは強制的な定着支援策ではなく自然発生的なもの

フューチャースピリッツでは、「個々を尊重する文化」を大切にしています。
社員一人ひとりの個性を大切にし、それぞれの声が企業の成長に直接貢献できるような環境を目指しています。
このアプローチは、強制的な定着支援策ではなく、やりたい仕事、ありたい生活スタイルが制限されないことを目指したところから始まる自然発生的なものです。
社員の自由度と満足度を高めることが、低い離職率や活発な社内コミュニケーションへとつながっていると考えています。

さいごに

セミナーでは、登壇後のパネルディスカッションや交流会もあり、参加いただいた企業の担当者さんからは、社内コミュニケーションの難しさや、効果的なチームビルディングの方法、職場での多様性の実現といった悩みを共有していただきました。

わたしたちの取り組みは他社がやっていないからや、先進を目指して取り入れているものでは決してありませんが、やってみることができる土壌があるため、結果としてみなさんの参考事例となりました。
今後も、みんながお互いに刺激を受けながら成長できるような、活気溢れる職場づくりに取り組み、ぜひそのことをシェアしていければと思います。

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