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気になる変化の兆し(芝池)
※以下は2024年5月のメルマガ記事を引用したものです。現在とはタイムラグがあることをご了承ください🙇♀️
こんにちは。フューチャーセッションズの芝池です。
「変化の兆し」と言いながら、それらしくないかもしれませんが、最近気になっているのは「利他」という考え方です。
これまでも共創プロジェクトに携わるなかで「利他」という言葉が出てくることはありました。
その時は『大事だよね』と何気なく受け取っていたのですが、昨年にあらためて辞書の定義を参照することがあり、自分を振り返って考え込んでしまいました。
デジタル大辞泉には、利他とは「他人に利益となるように図ること。自分のことよりも他人の幸福を願うこと。」と書かれています。
他人の幸福を願うことはできると思うけれど、果たして『自分のことよりも』願うことができるのだろうか?
自分のことよりも、と言われると、そうできる相手(対象)・シーンもあるが、常には難しいというのが自分の素直な感情でした。
多様な立場や考え方の人が関わる共創における「利他」も、実はとても難しいことのような気がしてきました。
「利他」について興味を持ってみると、東洋思想と西洋思想それぞれの「利他」の考え方があったり、東京工業大学によって「利他学会議」が開催されていたりと今まさに色々と考えられているようです。私はまだ入口に立ったところで、「利他」からどのような未来社会が拓れるのか具体的に描けていませんが、共創に取り組む上で示唆を与えてくれる大事な考えだと感じています。
共創と利他について、ぜひ一緒に考えてみませんか?
◼︎おまけ◼︎
芝池がご紹介した「利他」のイメージを画像生成AIで作ってみました!
![](https://assets.st-note.com/img/1716370360805-QK4iYOJvyZ.png?width=800)
![](https://assets.st-note.com/img/1716370310314-NitgZjXbsy.png)
芝池 玲奈 SHIBAIKE Rena
セッション・プロデューサー
つくりたい未来は、私たち一人ひとりの「自分ごと」が引き出され、表現され、実現され、響きあう世界。
学生時代から開発教育ワークショップの企画やファシリテーションに取り組み、卒業後は大手研修会社にて講師を勤める。IT系/ビジネス系/新人研修/海外研修員向け研修など、幅広く講習会を実施するかたわら、問題解決などの研修を開発。2013年6月より、新しい未来を創っていくために、株式会社フューチャーセッションズに参画。セクター横断のイノベーションプロジェクトや、組織内ファシリテーターの育成を通じた組織開発・変容プロジェクトを、企業や自治体などで多く手がけている。
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