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未来出版研究が考える『書店連盟』(3/3)「売れている本はいらない」

(3)書店を人が集う場所に

○I(版元代表)
昔は「書店」「取次」「出版社」の三位一体と言われていました。作る人、流通する人、売る人が力を合わせてやりましょうということだった。でも、今はありませんよね。取次も物流業者みたいで売上があがらないと嘆く時代にですから。直取引の世界になりつつあることを考えれば、新しい仕組みを考える必要があるでしょう。
もう一つ強大なのは、Amazonです。リアル書店に対する強大な敵といえます。うちの本でも、広告を打つと需要があるのはAmazonです。うちは、Amazonは直接やっていないから日販経由ですけどね。

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