【予測】ロシア敗北状況 -ロシアによるウクライナ侵略 ロシアはどう敗北するか衛星画像から解析する(2024/05/01) -
ウクライナ反抗作戦前(2023/04/23)、ロシア側が
どの地点を放棄し、どの地点を最後まで守りぬくつもりなのか、
補給網から解析しました。その最新版(2024/05/01) です。
ロシア占領地点:2023/04/24
ロシア占領地点:2023/05/24
2023/04/23 時点の結論:
補給網自体も衰退しています。
東部 :ハルキウ方面は補給量不足 → 放棄
南部 :クリミア方面は分散して備蓄 → 死守する予定
後方連絡線:補給量不足 → どうするのか謎
はじめに
このようにある程度、補給線の活動から先を見通すことが可能です。
そこで、2022/02/22 (開戦直後) と 2024/04/30(現在) の夜間光差分を
採取しました。
(1)モスクワ、ハルキウ方面
青が、再活性化している場所。つまり、戦争遂行のため補給網として動いている場所です。一方、赤(ピンク色)が衰退している場所です。
※赤(ピンク色)が衰退している場所です。
戦争をしているのに、モスクワ周辺は活動量が低下しています。
ウクライナ侵攻の主要補給網といっていい、東からの活動の活性化していることがわかります。
ロシアは安保理決議に反して北朝鮮から武器を購入している
(2)クリミア方面
青が、再活性化している場所。つまり、戦争遂行のため補給網として動いている場所です。一方、赤(ピンク色)が衰退している場所です。
※赤(ピンク色)が衰退している場所です。
ラビンスク/マイコープなどに広く備蓄を分散さ続けていることがわかります。オリンピックが開かれたソチなどもそうです。
(3)後方連絡線
青が、再活性化している場所。つまり、戦争遂行のため補給網として動いている場所です。一方、赤(ピンク色)が衰退している場所です。
※赤(ピンク色)が衰退している場所です。
ウクライナ侵攻の補給網の主要後方線の状況です。衰退しています。
回復させる気はなさそうです。
以下、衛星データによる分析です。2022年12月15日以降、0%で活動停止してます。
(2)物流量
2021年12月が、今回のウクライナ侵攻準備です。
2021年を合計で2倍上回る活動量の急激な上昇させました。
しかし、2022年12月15日以降 ほぼ0%、活動停止です。
(赤:2023年の状況 オレンジ色:2024年の状況)
(3)都市活動量
例年:Baseline 2015 - 2019 年 つまりコロナ渦が発生する前とした、
都市活動量です。
ロシアの場合、モスクワ=ロシア の活動量 です。
追記:開戦前予測
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