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ロシア再起動の答え合わせ -ロシアによるウクライナ侵攻 ロシア国力限界を衛星データから分析する(2022/12/05) -

2022/02/24のウクライナ戦争開戦後、ロシアの国力限界点が9月19日でした。しかし、ここ2,3日急激に活動量を上げています。のお知らせです。
この項は、下記URLの続き、つまり12月に入って、ロシアが急激に活動量をあげたので、その物資はどこから来たのかシリーズ2(4まであります)。

Advent Calendar 2022(12/11) です。

(1)はじめに

一般的に,サービスセクターや工業生産が活発化する場面では,
車の移動による排ガス(大気汚染排出)を伴う経済活動が活発化します。

(2)サービスセクター活動量

コロナ渦:2020-2021の平均サービス部門 活動量との比較です。

ここでさすサービス部門とは、工業生産以外の活動量、つまり生活水準です。カザフスタンのサービス活動量です。

9月に上昇、10月に落ち込み急激に上昇、11月に急激に低下して、11月末から12月にかけて、最低へと激しく動いています。
例年:Baseline 2015 - 2019 年 つまりコロナ渦が発生する前

9月と10月に大きくサービス(=活動量)が動く【何か】、が起きたことを示しています。
(外国に【何か】が動いたことが、継続的増加につながっていないことからわかります)

(3)工業活動量


これも、上記と同じです。ほぼ侵攻準備(2021年12月: 濃い青の線)と同じ、が出ています。

(3)都市活動量

例年:Baseline 2015 - 2019 年 つまりコロナ渦が発生する前とした、
都市活動量です。

救いといえば、12月に通常水準に復旧していることです。

(4)要するに


簡単にいうと、カザフスタン(中国から来た)物資をかき集めて、ロシアに送った。9月だけは増えていることから、若干中国からは裏口経由で来たことがわかります。
(戦争には不足しているが)かき集めろという命令が来たので対応した、とわかる行動です。
(計画的ではないため、継続的に増加していない)


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