〈5.もし僕がハーバー大学で佐賀をアピールしたら〜経済〜〉

 次に佐賀の経済について語りたいと思います。


 最近の佐賀はコロナが収まって少し景気がいいです。飲食店にもお客さんが戻ってきました。

 夫婦でお店を営む人も多いし、女性も経済的に自立しています。


 佐賀の中心街やショッピングセンターでは多くの雇用が生まれ、佐賀の会社も生まれています。

 佐賀で生まれた人が都会で経験を積み、佐賀に貢献したいと言って佐賀に戻ってきて会社を作ることもあります。


 そういう所では佐賀を都会的でオシャレな街にしようとイメージアップに取り組んでいます。


 佐賀で若者や女性が友だち作りや恋人探しをしようとするなら、やっぱりお金があるだけでは十分じゃなくて、いいイメージの街でオシャレな職業に就くことも大切です。

 職場では子育てのために育休を取りやすかったり、夫がイクメンとして子育てを手伝うということも大切です。

 街を歩けば若者がオシャレなカフェで寛いでるというような雰囲気が作られつつあります。


 僕は経済には2種類あると思います。


 1つは業界のシェアを円グラフで書き表し、パイを奪い合うような経済、もう一つはお金が人から人へと渡ってグルグル回るような経済です。

 この2つの違いは経済の仕組みの違いじゃなくて、ただちょっと考え方を変えるだけです。


 僕は円グラフの経済じゃなくグルグル経済が大切だと思います。


 お金を佐賀の中でグルグル回すためには佐賀らしい職業が増えて佐賀の人が佐賀のものを評価するということが大切です。


 普通は佐賀の若者が佐賀らしい職業に就こうとしても周りの人に反対されます。佐賀では安定志向が強く、佐賀らしい職業で安定収入が得られるとは信じられないからです。


 佐賀らしい職業がオシャレだと言われる時代になればいいと思います。


つづく


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