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6.言葉と思考の共進化

<ポイント>ヒトの「言葉」と「意識・思考」は密接な関係にあり,「言葉」の扱い方がかわると「思考法」が変化することに着目する。ヒトは「言葉」によって脳内の「イメージ」を翻訳して「意識」し「思考」する。「言葉」を「声」や「書」にのせることによりイメージ・感情・意識をヒトからヒトに伝搬する。「声の言葉」は人々が記憶できるよう「劇的な表現」を用いて語られ,聞き手の暗唱,美意識とバランス感覚を進化させる。「書く言葉」は黙読という環境において論理的な思考法と近代の数学や哲学を誕生させ,「活版印刷」の発明が「思考法」とその応用を爆発的に進化させる。


1.言葉によって考えるということ

ヒトは外界や体内からの入力,「言葉」と「イメージ」の「記憶」をもとに「感情」で即応し,「言葉=論理」で判断して行動する。

●考えるってどういうこと?

「五感(外界)」「内臓」「骨・筋肉」で受けた刺激を情報として「脳」に運び「全体イメージ」として大脳皮質で統合・編集し,「言葉」に翻訳して「意識」する。同時に発生する「イメージ」には「感情」「意識」や「記憶」している「経験」から再編集されるもの,「イメージ」の相互作用により新たに構成される「イメージ」もある。「経験」は「イメージ」そのものや,それにともなって発生した「感情」「意識・非意識」「対処」などの組み合わせの「記憶」であり,必要に応じて「想起」される。

ヒトの思考モデル

●即応装置としての「感情」

「感情」は,「非言語」による「暗黙の意識(非意識)」であり,同時に発生する複数の「イメージ」とその「相互作用」を評価し,即時の対処をうながす

例:「傷」が発生した!:
1)免疫系・内分泌系が反応
2)「感情」による即応反応

 「痛み」から形成された「イメージ」を評価し,非意識の「想起」から「恐れ」「嫌悪」などの「感情」を誘発して傷口を押さえるなど止血の動作を反射的に実行する
3)「言葉」で「意識」して行動
 並行して逐次翻訳した「言葉」を使って「意識」して状況分的と対処にあたる
➡「感情」の危険信号を「言葉」として翻訳し,「これはカッターで切った怪我」であること「傷は浅い」ことを「認識(意識)」し,過去の「経験」を「想起(意識)」し,「論理的な思考(意識)」により「水でよく洗って,絆創膏をきつくはる」という行動を選択して実行する

「意識」は「非意識」と連結して「イメージ」を形成して「記憶」され,必要応じて「想起(非意識)」して「感情」の誘発や「論理的」な「思考(意識)」をサポートする。

●「言葉」による「論理的判断」


「言葉」は「イメージ」や「感情」や「経験の想起」などの相互作用を「認識(意識)」するための翻訳手段であり,「論理的」に思考(意識)するための道具だ。


「イメージ」や「感情」を契機とする即時反応に比べて翻訳や論理的思考の処理に時間がかかるが,より適切な反応を選択・実行することができる

「言葉」に翻訳された「経験」は「知識」として「記憶」され,「言葉」に翻訳されない「イメージ」は「暗黙知」として「記憶」されて必要に応じて「想起」し脳内の思考の連鎖に組み込んで活用される。


ヒトは「感情」と「思考」,「暗黙知」と「知識」,「非意識」と「意識」,「イメージ」と「言葉」の相互作用の連鎖によって考えて行動する。


2.「コミュニケーション」とともに進化する「言葉」

ヒトは脳内の「イメージ」「感情」「意識」を「声の言葉」にのせて相手とコミュニケーションをとりながら,「分業」とそれをつなぐ「言葉」を共進化させていく。

●「言葉」を相手に伝えるということ

「言葉」は「思考」の「道具」であるとともに,他者・集団との「コミュニケーション」の「道具」でもある

「言葉」を音声に翻訳することにより,脳内にある「イメージ」「感情」「意識」をヒトからヒトに伝えることができる。

最初の「声の言葉」は「感情」の認識(意識)を外在化して危険を知らせ,所有を主張し,愛情を伝えるものであった。「声の言葉」を発して自分の「声の言葉」を聞き,相手の「声の言葉」を聞く。「脳内の言葉」「声の言葉」を関係づけるフィードバックループが外界と脳内とのあいだで共鳴し,脳内の「意識」を再編集し続ける。

語り手は脳内の「イメージ」「感情」「意識」を「言葉」に翻訳し,「音声」に変換して発声する。聞き手は「音声」を受けとり,「言葉」に翻訳して自分の脳内に語り手の「イメージ」「感情」「意識」の近似品を再構築する

例:棚のリンゴをとって!
1)語り手が相手に伝える
 頭のなかに「棚の上のリンゴ」「相手」「自分のところにもってくる」という「イメージ」があり,“棚の上のリンゴをとってくれ”という「言葉」に翻訳して「音声」にのせて相手に伝える
2)聞き手が理解する
 聞き手は「音声」から「言葉」に,「言葉」から自分の脳内の「イメージ」に翻訳する
3)語り手にリンゴをわたす
 「棚」「リンゴ」を眼で認識して「相手にわたす」ことを「イメージ」し,次に手を伸ばして「リンゴ」をとる動作に「意識」をうつす

●「言葉」と「分業」の共進化

一人で考えているだけならば「言葉」づかいが曖昧でも問題ないが,相手に自分の考えていることを正確に伝えるためには困難な作業をともなう。「言葉」で表現できることの限界が,共同作業=分業の限界となる。「言葉」を覚えたばかりのヒトにとっては,「いっしょに狩りにいこう」と誘うだけでも難しい。

身体的な能力や技能は個体の生死により進化するが,「言葉」は集団で世代を超えて伝えられて人為的に改良され続ける。最初は家族内でそして集団で狩りをする際の連携のために,やがて火を囲み仲間と語らうために。徐々に複雑な内容を相手に伝えられるように語り手は今使える「言葉」を組み合わせてなんとか伝えようと努力し,聞き手はその意図を理解するよう推論する。語り手と聞き手の間での努力の繰り返しが,「言葉」と「分業」の進化をうながす。

ヒトは「分業」を円滑におこなうために「言葉」の「語彙」を増やして新たな「文法」を構築し,「言葉」の進化がより多人数での細分化された高度な「分業」をうながすというサイクルを回す

「言葉」と「分業」の共進化


そして,近代の複雑な役割と階層構造をもった「言葉」とともに,より高度に専門分化した「分業」が国家の文明・文化の発展をすすめてゆく。

3.「言葉」づかいとともに成長するヒトの「意識」

ヒトはうまれた後に何年もかけて「言葉」を覚え「意識」して自身に問いかけ,他者とのかかわりのなかでしだいに「語彙」と「文法」を増やして「言葉」と「意識」を作り変えていく。

●「言葉」づかいとともに成長するヒトの「意識」

ヒトは誕生から3年,10年,20年以上かけて「言葉」の扱い方を学習・習熟する。最初は親に自分の欲求を伝えるために,しだいに他者との協調生活をするために「言葉」づかいを覚える。

「言葉」の扱い方が変わるということは,脳内での意識(認識・想起・思考)の扱い方も変わるということだ。子供のころの高い感受性と好奇心は,「言葉」の習熟とともに論理と慎重さに置き換えられていく。


「言葉」は後天的に直接「脳」のはたらき方を変える特別な「道具」だ。


「言葉」は「意識」して認識・想起・思考するための体内の仕組みであるにもかかわらずヒトが人工的につくり,改造し,世代を超えて伝えることができる「道具」でもある。「言葉」が変わると,脳内の均衡を保つためにヒトの「意識」の仕方も変わる

●「言葉」と「意識」の相互作用

「石器」をつくるためには「ヒラメキ」を「意識」する必要があり,その「ヒラメキ」を具体的な「段取り」に落とし込んで形にする「論理的な思考」が必要となる。

大人が「道具」をつくっている様子を子供が真似る際にも,失敗しては学ぶ「論理的な思考」が必要だ。狩りにおいても,最初は家族,親類などの小集団だったものが,しだいに大集団で連携して獲物を追い立てるようになる。それぞれの必要に応じて「言葉」の「語彙」と「文法」が変化し,変化した「言葉」を使うヒトの「意識」の仕方も変わっていく

6万年前に発生した「言葉」の進化とともに最初はゆっくりと,そして相互作用により加速度的にヒトの「意識」「道具」「社会生活」を進化させてゆくこととなる

4.社会と思考を激変させた「文字」

農耕のはじまりが作物の管理と防衛のための都市と支配者をつくり,支配者が作物を再配分するための伝達・記録の必要から「記号」としての「文字」を編み出した。

●伝達と記憶をアウトソースする「文字」

狩猟採集民の社会では日常生活に関するノウハウは口伝で継承され,狩猟採集にかかわる技術は初期の徒弟制度により継承されるため「文字」は発達しなかった。小規模な部族を越える交流が少なく,とった食料は部族内で分配するという生活では,記録に残す必要性がなかったからだ。

肥沃な三日月地帯,メキシコ,中国といった大河の周辺で定住して農耕を営むものたちの集落が巨大化して部族となり,首長が作物を集め再配分するための「記号」を利用しはじめ,やがて品物の絵をきざむ最初の「絵文字」がうまれる。

紀元前4000年のメソポタミアではシュメールの「絵文字」が,ついで紀元前3000年には「楔形文字」が粘土板に筆記され,紀元前3300年のエジプトでは神との対話のためのヒエログリフ(神聖文字)が神殿の壁面に,王国運営のためのヒエラティック(神官文字)がパピルスに筆記される。

食料の蓄積と略奪と防衛の歴史をへて部族が統合し軍隊をもつ王国へと巨大化していく過程において,「文字」を媒介とする統治機構がととのえられて共進化を繰り返しながら王国運営のためのコミュニケーション手段としての形をととのえはじめる。「文字」は,都市という新しい構造のなかで,交換,統治,管理といった抽象的な概念を表現する「情報」の「伝搬」と「保存」の必要から編み出されて「語彙」と「文法」を複雑化していく

文字の機能:
1)時を越えて伝達する
2)距離を超えて伝達する
3)「保存」して再利用する

「文字の機能」の有用性・応用性から幅広い用途に伝搬して,王国運営に欠かすことのできない「道具」として浸透する。はじめは王の命令を伝え,儀式を行い,神の言葉を唱え,税収支の年度計画をおこなうために,そして建築,軍隊,行政官の管理・監督・運営・計算,さらには調査記録,レシート,遺言書,薬のレシピ,教科書,宗教文学,手紙などさまざまな用途に広がっていく。

5.劇的的表現と美意識を進化させる「声の言葉」

紀元前6~4世紀,古代ギリシア「声の言葉」から「書く言葉」への移行の過渡期となるが,民衆を魅了する社会操作術としての弁論術が成熟した時期でもあった。

●「声の言葉」と劇的表現

「文字」が発明された後も「書記」たちは統治のための「言葉」をつづり,エリートに属さない民衆とそれに語りかけるものたちは「声の言葉」を使っていた。「声の言葉」は聴衆を対象とし,周囲の環境に影響を受けて発するとすぐに消えてしまって保存することができない。このため「声の言葉」の話し手と聞き手をつなぎとめて,語りついでいくための工夫がこらされる。

「声の言葉」の語り手は聞き手が「その場で理解」しやすいように常套句や慣用句を使い,「記憶に残る」よう聴衆を惹きつけるアーティストとして「劇的的表現」を効果的なタイミングで使い分けて語りかける。

「声の言葉」の表現: 記憶に残すための「劇的表現」
1)韻律形式でリズミカル
2)表情と声の抑揚と身振りを使い,
3)常套句と慣用句により理解を容易にし,
4)冗長で多弁な言い回しを使い,
5)クライマックスに向かってすすむひとすじの長いプロット

●「声の言葉」の聞き手の思考

「声の言葉」の聞き手は,周囲の環境,聴衆の雰囲気,劇的な音響や視覚的刺激を「視聴覚」からの「イメージ」として受けとる。「美意識(感情)」により認識(意識)し,過去の演説の「経験」との相互作用を統合して「バランス感覚」によりひとつの全体として抽象的にとらえて新たな「経験」として暗唱的に「記憶」する。

「声の言葉」の思考: 
1)暗唱的な「記憶」
2)美意識による「直感」
3)アーティストとしての「バランス感覚」
による「抽象的な思考」

6.論理的な思考法を進化させる「書く言葉」

紀元前8世紀頃,母音をもつ表音文字=アルファベットの発明(ギリシア)「書く言葉」の分岐点となる。

●アルファベットが「書く言葉」をひろめる

24文字しか使わない母音をもつアルファベットは,それまで利用されていた表意文字や子音だけの表音文字に比べて「声の言葉」との対応をとりやすく急速に識字の裾野を広げる。

初期のアルファベットは「声の言葉」を書き写し,記録して,再演するために使われる。やがて「声の言葉」をより効果的に演出するために「書かれた言葉」を加筆,修正するようになる。そして,語り手なしで「書く言葉」だけで読むための「書」がうまれ浸透してゆく。


新しい「道具」が利用されるときに生じた五感と脳内の相互作用に乱れを補うためにホメオスタシス(恒常性)がはたらき,脳内のバランスをととのえる新たな相互作用のパターン=思考法を編みだす。


そしてヒトは「書く言葉」を発明したことにより,要素に分解して再構築する論理的な思考法=科学的な思考法を手にいれることとなる。

●「書く言葉」の書き手と読み手の思考

「書く言葉」の書き手は,周囲の環境,聴衆の雰囲気,劇的な効果のすべてを「言葉」として表現する必要があり,聴衆のいない沈黙の環境で「書」との孤独な対話をおこなう。自己の内なる「言葉」を,「論理的」な「思考(意識)」で等質な単位に分解し,その分解した部分を「編集」して全体として「書」に配置する。

「書」に配置した「書く言葉」を客観的な読み手として読み返し「認識(意識)」して「論理的」な「思考(意識)」により矛盾がないか,重複した記述がないかを吟味し「再編集」して配置する。

「書く言葉」の表現: 語り手なしで読むための「論述的表現」
1)(劇的表現の代替として)語彙・文法をととのえ,
2)理性的・批判的に訂正を繰り返し,
3)その題材を項目に分け,
4)反復を控え,
5)曖昧な統一性のない記述を切り詰め,
6)原因と結果の連鎖を単一の表現に還元する論述的な記述

「書く言葉」の読み手は語り手のいない沈黙の環境で,「書」との孤独な対話をおこなう。「書」を黙読し静寂を聞き,「文字」のみをみて直接「認識(意識)」した後に「論理的」な「思考(意識)」により意味を翻訳・理解するとともに,必要に応じて「感情」や「イメージ」に翻訳する。

これらの理解,感情,イメージの相互作用を統合して,ひとつの全体として「認識(意識)」して新たな「経験」として「記憶」する。詳細な内容の「記憶」を「書」にアウトソースすることにより,記憶のための心的エネルギー消費を省力化する。
「書く言葉」の誕生はやがて,理性・論理を追求するピタゴラス(紀元前582年~496年)やプラトン(紀元前427年~347年)などによる本格的な数学や哲学,その教育機関の誕生をうながす。

●活版印刷の発明と論理的な思考法

1445年,イギリスでの活版印刷の発明が「書く言葉」の影響を爆走させる。「印刷された言葉」は「手書きされた言葉」より読みやすく,ひとつの「印刷書籍」が多くの読者に読まれるようになる。16世紀のイギリス人男性の25%程度だった識字率が,18世紀に60%,そして19世紀後半には90%に達する。

デカルトの方法論序説(1637年)を境に,近代的な論文的で要素還元的な思考方法が「書」にのってひろがる。「書」の様式はプラットフォームとしてきざまれ,論理と科学の文法,思考言語の様式として定式化して科学者や研究者だけでなく多くの企業人たちの常識を書き換える。

「書く言葉」の思考:
1)中立で均質,客観的な視点,
2)分節・分化,専門化,断片化,
3)単一化,均質化,画一化,
4)「原因」と「結果」の連鎖として線形論理により編集
による「論理的な思考」

「印刷された言葉」の書き手は完成した商品として出版するまでに何度も推考を繰り返し,さらに編集者が,校正者が,何人もの人々がひとつの製品にかかわり,修正を加えて出版される。「書」に対する「独自性」「創造性」が問われ,「正確さ」や「正当性」がもとめられるようになる。

「印刷された言葉」と「論理的な思考」共進化して,300年後の産業革命を越えてヒトと文化の共進化に大きな影響を与え続ける

「印刷された言葉」の与えた影響:
1)新たな学問・教育の発展
 論述的で一次元的な記述の変化とそれにともなう思考構造の変化が相互に影響しあい,近代的な思考法と新たな学問(哲学・数学・科学など)と均質な教育を発展させる
2)新たな発明の創造
 デカルトなどによる論理的な思考方法の定式化,成果の共有,学問の普及により「新たな発明」の創造が加速する
3)大量生産システムを先導
 商業社会の規格製品化,市場や価格システムをつくり,組み立てラインによる機械化,大量生産を先導する
4)情報の大量生産
 一人の人間が読み切れない膨大な書籍と論文などの印刷物を量産してインターネット以降の情報暴走を引き起こす要因となる
5)「記憶」能力,美意識,バランス感覚の抑圧
 「書く言葉」に依存するヒトは「声の言葉」でつちかわれた能力・文化(暗唱的な「記憶」能力,美意識による「直感」,論理的に記述しがたいアーティストとしてのバランス感覚)を世代の移行とともに失っていく

情報暴走により「長い文章」を読むことが困難となった現代,ヒトの思考はどのように変化していくのだろうか。


【参考書籍】
[1] アントニオ・ダマシオ(2019), "進化の意外な順序", 高橋洋訳, 白揚社
[2]ガイ・ドイッチャー(2012), "言語が違えば,世界も違って見えるわけ", 椋田直子訳, インターシフト
[3]マイケル・トマセロ(2013), "コミュニケーションの起源を探る", 松井智子, 岩田彩志訳, 勁草書房
[4] ジャレド・ダイアモンド(2000), "銃・病原菌・鉄",倉骨彰訳 , 草思社
[5] ペネロペ・ウィルソン(2004), "聖なる文字ヒエログリフ", 森夏樹訳, 青土社
[6] ウォルター・J・オング(1991), "声の文化と文字の文化", 桜井直文, 林仁正寛, 糟谷啓介訳, 藤原書店
[7] エリック・A・ハヴロク(1997), "プラトン序説", 村岡晋一訳, 新書館
[8] アンドレ・ルロワ=グーラン(1973), "身ぶりと言葉", 荒木亨訳, 新潮社
[9] エリック・A・ハヴロク(1997), "プラトン序説", 村岡晋一訳, 新書館
[10] M.マクルーハン(1986), "グーテンベルクの銀河系 :哲学人間の形成", 森常治訳, みすず書房
[11] M.マクルーハン(1987), "メディア論 :人間の拡張の諸相", 栗原裕, 河本仲聖訳, みすず書房
[12] グレゴリー・クラーク(2009), "10万年の世界経済史", 久保恵美子訳, 日経BP社
[13] ジェイ・デイヴィッド・ポルター(1996), "ライティング スペース :電子テキスト時代のエクリチュール ", 黒崎正男, 下野正俊, 井古田理訳, 産業図書

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