CFTC先物・オプション込み 2023年8月8日時点 金融商品(株、金利) 投資家別ポジション
S&P500(E-mini)先物
過去2年間の価格との相関係数(2023年7月3日まで)
レバレッジマネー 0.560
アセットマネージャー 0.772
過去5年間の相関係数
レバレッジマネー -0.074
アセットマネージャー 0.020
DOW(E-mini)先物
過去2年間の価格との相関係数(2023年7月3日まで)
レバレッジマネー 0.204
アセットマネージャー 0.686
過去5年間の相関係数
レバレッジマネー -0.173
アセットマネージャー -0.046
NASDAQ(E-mini)先物
過去2年間の価格との相関係数(2023年7月3日まで)
レバレッジマネー 0.173
アセットマネージャー 0.380
過去5年間の相関係数
レバレッジマネー -0.284
アセットマネージャー 0.159
ラッセル2000(E-mini)先物(小型株)
過去2年間の価格との相関係数(2023年7月3日まで)
レバレッジマネー -0.151
アセットマネージャー 0.733
過去5年間の相関係数
レバレッジマネー -0.536
アセットマネージャー 0.189
日経シカゴ(円建て)先物
過去2年間の価格との相関係数(2023年7月3日まで)
レバレッジマネー 0.217
アセットマネージャー 0.278
過去5年間の相関係数
レバレッジマネー -0.267
アセットマネージャー 0.311
米国債2年先物
過去2年間の価格との相関係数(2023年7月3日まで)
レバレッジマネー 0.749
アセットマネージャー -0.885
過去5年間の相関係数
レバレッジマネー 0.195
アセットマネージャー -0.473
米国債5年先物
過去2年間の価格との相関係数(2023年7月3日まで)
レバレッジマネー 0.419
アセットマネージャー -0.520
過去5年間の相関係数
レバレッジマネー 0.257
アセットマネージャー -0.478
米国債10年先物
過去2年間の価格との相関係数(2023年7月3日まで)
レバレッジマネー 0.826
アセットマネージャー -0.917
過去5年間の相関係数
レバレッジマネー 0.444
アセットマネージャー -0.692
米国債ウルトラ10年先物
過去2年間の価格との相関係数(2023年7月3日まで)
レバレッジマネー 0.866
アセットマネージャー -0.860
過去5年間の相関係数
レバレッジマネー 0.498
アセットマネージャー -0.595
米国債ロングボンド先物
過去2年間の価格との相関係数(2023年7月3日まで)
レバレッジマネー 0.520
アセットマネージャー -0.662
過去5年間の相関係数
レバレッジマネー -0.227
アセットマネージャー 0.187
米国債ウルトラ・ロングボンド先物
過去2年間の価格との相関係数(2023年7月3日まで)
レバレッジマネー 0.883
アセットマネージャー -0.946
過去5年間の相関係数
レバレッジマネー 0.606
アセットマネージャー -0.638
ユーロダラー(3か月)先物
※今後はSOFRのみになります。
SOFR(3か月)先物
相場は、基本需要と供給で決定します。ファンダメンタルズ分析は重要な要因ですが、ファンダメンタルズ要因によってのみ為替相場が決定するものではありません。投機筋のポジションが相場の決定要因としてどのように影響を与えているかを分析する判断基準として、CFTCでのポジション報告は注目しているプロの市場参加者も多いです。相場のセンチメントを反映しているので興味深い動きをしています。
新フォーマットのうち、レバレッジド・マネー、アセット・マネージャーのポジションと対象金融商品の価格(金利)をグラフ化しています。旧フォーマットの非商業の投機的カテゴリーとは分類が違いますが、細かい投資家種別ごとにポジションの取り方に特徴があるため、市場のセンチメントを知るには、新フォーマットの方がイメージしやすいと思います。投資家種別の特徴についてはレポートの最後に説明してあります。日本での情報提供はいまだに旧フォーマットの報告しかないようで、進歩がないようです。別途旧フォーマットの、商業、非商業(投機筋)の報告も適時報告していきます。
レポートされる投資家種別
ディーラー/仲介業者(ディーラー)
この参加者は、市場において「セル・サイド」として一般的に説明されています。彼らは主に先物を販売するわけではありませんが、クライアントにさまざまな金融商品を設計して販売しています。彼らはポジションを調整し、市場やクライアント全体でリスクを相殺する傾向があります。彼らのポジションは、彼らが販売する金融商品やその活動に関連するリスクのプライシングの一部です。大手銀行(米国および米国以外)および証券会社、その他のデリバティブのディーラーが含まれます。
市場の残りの部分は「バイ・サイド」で構成されており、次の3つのカテゴリに分かれています。
資産運用会社/機関投資家(アセット・マネージャー)
年金基金、財団、保険会社、投資信託、および主に機関投資家であるポートフォリオ/投資マネージャーを含む機関投資家です。「リアル・マネー」と称される投資家層です。現物ポジションのヘッジのために逆のポジションとなることもあります。
レバレッジドファンド(レバレッジ・マネー)
ヘッジファンドと登録された商品取引アドバイザー(CTA)を含むさまざまなタイプのマネーマネージャーです。彼らは基本投機的ポジションと取ることが多くなります。現物取引との裁定取引で逆のポジションとなっている場合もあります。一部トレーダーは、先物取引および投機的クライアントに代わって取引を管理および実施することに従事している場合があります。
その他の報告対象
最初の3つのカテゴリーのいずれにも分類されない報告対象トレーダーは、「その他の報告対象」カテゴリーに分類されます。このカテゴリーのトレーダーは、ビジネスリスクをヘッジするために、そのリスクが外国為替、株式、または金利に関係するかどうかにかかわらず、市場を使用しています。このカテゴリーには、事業法人、中央銀行、小規模銀行、住宅ローンのオリジネーター、信用組合、および他の3つのカテゴリーに割り当てられていないその他の報告可能なトレーダーが含まれます。
スプレッド・ポジション
TFFは、トレーダーの4つのカテゴリーすべてに対して、ロング、ショート、スプレッドのオープンインタレストを設定してます。「スプレッド」とは、トレーダーが保有するロングポジションとショートポジションを両建てにしてそのポジションを相殺した場合に相当する計算された建玉です。
相殺され計算されたスプレッドの量は、異なる暦月の相殺先物または同じまたは異なる暦月の相殺先物とオプションの量として計算されます。ロングまたはショートの残りのポジションは、ロングまたはショートの列にレポートされます。市場間スプレッドは考慮していません。
※当資料は、投資環境に関する参考情報の提供を目的としてFuture Researchが作成した資料です。投資勧誘を目的としたものではありません。当資料は信頼できると考えられる情報に基づき作成されていますが、情報の正確性、完全性を保証するものではありません。ここに示された意見などは、当資料作成日現在の当方の見解であり、事前の連絡なしに変更されることがあります。投資に関する決定は、ご自身で判断なさるようお願いいたします。
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