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バボのキママな日 #94 『本気の本音で。』

昨日は極端に睡眠時間が短かった所為かランナーズハイのような状態に一日中なっていた。変に頭が冴えると云うか、乱暴な云い方をすれば"躁状態"だった。揺り返しで鬱屈しないように気をつけよう。

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そんな脳ミソだったけれど昨日は色々と考えたり人と話す時間が多かった。人に自分の頭の中身を時間をかけてゆっくり伝えることはとても有意義だ。少し前の記事でも書いたけれど伝えることは本当に難しい。ただ自分の考え方や価値観をわかってもらいたいだけなのにとてもくたびれてしまうこともある。それでも僕が諦めないのは伝わった時にやっぱりとても嬉しいからなのだろう。

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閑話休題、昨日はBerklee NYCと云うボストンの音楽学校Berklee College of Musicの新しいファシリティで行われたミュージシャンによるミュージシャンの為のクラウドファンディングのワークショップに行ってきた。Berkleeは日本でも大変に知名度のある名門の音楽学校で、バンドのボーカルNoshiの出身校でもある。なので僕も周りにちらほらBerklee出身のミュージシャンの友達や知り合いがいたりする。昨日のワークショップは"The Doubleclicks"と云うこれまたBerklee出身のフォークユニットによるものだった。彼女らはNerd-Folk Duoを自称していて、Billboardのコメディチャートで全米1位を複数回獲得しているグループだ。彼女らはレコードレーベルやマネジメント会社に属さない完全にインディペンデントなアーティストで、活動資金や制作資金をクラウドファンディングで集めていることでも話題になったそうだ(ちなみに支援額は平均で数百万円規模、すげぇ)。

そんな彼女らから直接クラウドファンディングの経験や知恵を教えてもらえると云う貴重で意義のあるワークショップだった。(しかも参加費無料なのにピザとソーダまで振舞われていた。素晴らしい。そして厚かましい僕は帰り際にピザ丸一枚とコーラ二缶を拝借した。だって余っていたんだもの。こう云うところが浪速っ子。)

↑ちなみにThe Doubleclicksはこんな人たち。猫キーボードが可愛い。

大学を卒業してからレクチャーやワークショップに行く機会がめっきり減っていたので久しぶりに学びの場に参加できてとても良かった。もっとこう云う機会を見つけて頻繁に参加しないとと思う。ワークショップ前にメンバーの一人であるLaserさん(上記写真左側)がフレンドリーに話しかけてくれた(ちなみに現在は真っ青な短髪で超ファンキーだった)。クラウドファンディングについての質問にイベント前にも関わらず気さくに答えてくれたのでとても好印象だった。対等にミュージシャンとして見てもらえていると感じられて、それだけでリスペクトを感じられてとても素敵だった。やっぱりプロはこう云うところからしっかりプロだ。

ワークショップの具体的な内容は割愛させて頂くが、要は『愛情と情熱を持って自分の好きなモノを、それを好きと云ってくれる人の為に本気で真摯に創り続ける』ことが大切だと云うことだ。これはクリエイターとしては絶対に忘れてはいけないことだし、やっぱり"答え"はいつだってシンプルなものだなと改めて確認できてよかった。イベント後に再びLaserさんに今度はNoshiと一緒にバンドとしての質問や悩みを聴いてみたのだけれど、その時にも経験則に基づいて具体的なアドバイスをしてくれた。知識や知恵や経験則を惜しみなく共有してくれる姿勢はめちゃくちゃ見習いたい。2時間程度のイベントだったが大変有意義で中身の濃いモノだった。他のミュージシャンとも話せたし、バチバチに刺激を受けられた。なんだかすごくワクワクしている。やっぱり音楽は面白いし人生は楽しい。

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今日もフツウキママに訪れてくれてありがとうございます。
【今日のいいニュース】
相方へ、もし此処が見れているなら何らかの手段で連絡しておくれ。

<バボ>



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