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【関東参入戦】敗れた栃木は来季も県リーグへ 岸本武志GM「スタートがうまくできなかったことが、失敗」

[2.23 関東参入戦 栃木シティ 5-5 PK5-6 フェニックス横浜 春日部]
 今シーズン途中、FPボラを獲得したことで大きな話題となった栃木シティFC。日本理化社をメインスポンサーとする彼らは、名古屋オーシャンズに次ぐ、新たなプロフットサルチームの誕生として注目を集めた。

 ボラの加入後も栃木には、FP稲田祐介、同GK遠藤晃夫、FP酒井ラファエル良男といった元フットサル日本代表の面々、さらにFPダニエル・サカイ、FP篠崎隆樹、FP漆原玲といった選手たちも次々と獲得し、試合で起用していった。

 選手たちは試合前日、もしくは試合当日に集まり、ぶっつけ本番で挑む状況が続いたが、それでも最短でFリーグへ昇格するために結果を出すことが求められていた。しかし、関東リーグ参入戦2回戦で、フェニックス横浜に一度は3点のリードをつけられる。そして、PK戦の末にチームは敗れてしまった。

 Fリーグへの飛び級での参戦も噂されて栃木シティだが、彼らは来季も栃木県リーグを戦うこととなっている(※勝っていても、Fリーグ参戦という事実はなかった)。チームの強化責任者であるGMを務めている元フットサル日本代表FP岸本武志は、「結果だけを言葉でいうと『ありえない状況』としか言えません」と、口にした。

 将来性のあるクラブとはいえ、来季、関東2部リーグを戦うクラブと、栃木県リーグを戦うクラブでは、有力選手獲得の可能性は大きく異なってくる。

 敗戦直後で不確定な要素も大きいなか、岸本GMが自身の考えを展開した。

以下、試合後の岸本武志GMのコメント

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