3月FOMC(高官コメント/解釈など)
FOMCとは米国の金融政策決定会合で、FRB議長を含むボードメンバー(最大7人)と12の地区連銀総裁で開催される。金融政策は投票権のある参加者(ボードメンバー/NY連銀総裁/地区連銀総裁から4名:この4名は年更新で持ち回り)による多数決で決定される。
FRBがどのような政策決定を行うかは、GDP No1のアメリカの経済状況に影響を及ぼすだけではなく、米国債金利・基軸通貨のUSDの価値の変動というパスを通じて世界中に影響を与えるため、極めて影響が大きいことで知られている。
そのため機関投資家の間では「FEDに逆らうな」という言葉は投資の基本であり、FEDがどのような行動を行うかは常に注目を集めている。実際のところ、FEDが何を考えているかは毎回の各高官のコメントにおける景気認識や金融政策見通しの変化を丹念に拾うしかない。
そのため、この記事では、FOMCのステートメントの解説はもちろん、各高官のコメントまとめ、および、重要なコメントへのメンションを行う。重要なコメントは太字記載、特に重要な場合はコメントをつけるものとする。
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3月FOMC-4月FOMCまでの高官コメントと解説です。FOMCまでの考え方の整理にどうぞ
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