海外フットサルとの出会い

以前書きましたが、サッカーは1994年のアメリカW杯を契機に海外サッカーに興味を持つようになりました。では、フットサルではどうだったのか、記憶を呼び起こして書いてみます。


【フットサルをはじめる】

まず、就職後の配属は地方都市でした。そこでは個サルや、出会った友人とエンジョイの大会に出たりしていました。サッカー経験はありませんでしたが、いま考えると、どこかでサッカーをやりたかったという思いもあり、サッカーの代用として、ミニサッカーでウイングフォワードをやっていたような印象です。

【ミニサッカーからフットサルへ】

異動で関東に戻ってきて、フットサルのクリニックなどにも参加するうちに、サッカーとフットサルは別物なのだと理解するに至りました。そこで、「フットサルを理解する、フットサルのイメージをしっかり持つ」ことが重要だと思い、そこからフットサルの関東リーグやFリーグを見始めるようになりました。2010年頃の話になります。

【海外のフットサルとの出会い】

そんな中で2012年のフットサルW杯の話題が耳に入ってくるようになりました。2011年に駒沢で行われたブラジル代表との親善試合を観戦し、世界の凄さに圧倒されました。多分、「個」の上手さ・強さという部分に目が奪われたのだろうと思いますが、当時はまだ表面的なところしか見えていなかったように思います。

その後、関東リーグやFリーグを見に行きつつ、海外の動画を探して見るようになりました。サッカーでもJリーグを見ていたところから、海外サッカーへ広がっていきました。フットサルも同様に海外フットサルに興味を抱きました。ちょうど、リカルジーニョが日本でやっていた時期で、海外フットサルのすごさを感じ始めていたからという部分もあったかもしれません。

【海外フットサルにはまる】

海外フットサルに触れる中で、自分がフットサルを理解し、ハマっていった要因は大きく分けると2点あります。

1つはフットサルを学ぼうとして、民間の指導者講習会に参加したこと。いわばインプットですね。有名な監督・指導者の方々から貴重なお話をうかがい、フットサルって何なのかを考えたり学びながら、多くの試合動画を観続けてきたというのが効果的だったと思います(おそらく合計すると200時間を超える講義を受けてきたのではないかと思います)。

もう一方で、当時はFacebookページを作り、自分の観た試合のリンクや感想などを書いていました。これはアウトプットですね。年間で200試合以上を観て自分の考えを整理しアウトプットする。これが自分のフットサル観を作り出したのかなと思います。

海外の試合動画も、初めはGoogleやYoutubeで検索して探していましたが、ある程度動画の配信元が分かってくると、各国のサッカー協会や主要メディアのホームページなどから観ることができることに気づきました。有料のサイトもあり、登録しているとのもあります。スペインはテレビ局(Teledeporte)で毎週1試合(各節1試合)配信していますし、ロシアは公式のYoutubeチャンネル(https://youtube.com/@futsal_russia?si=voF05Uy31PyYUbC2)でほぼ全試合無料で配信していますし、イタリアもFUTSAL TV(https://www.futsaltv.it/)で無料観ることができます。インターネットは世界に広がっています。1日1試合観ても、見切れないほどの試合が氾濫しています。

【違法アップロードについて思うこと】

最後に、今では、違法アップロードについて否定的ですが、最初は何もわからなかったので、自分も違法アップロードを見て拡散していた時期もありました。ただ、違法アップロードが氾濫していることだけが原因ではないと思いますが、世界的に動画コンテンツの登録制や有料制にシフトしてきています。中には有料サイトのものを違法アップロードされている事例もありますが、この状況が進んでいくと、無料でフットサルを観ることができない状況にもなりかねません。そのため、現在では違法アップロードやその拡散については否定的な立場でいます。

先述のポルトガルのCANAL11(https://www.canal11.pt/)の映像(有料)がよく違法にアップロードされています。スペインのFEF TV(https://feftv.com/es)やフランスのFutsl Zone(https://futsalzone.tv/)や、アジアでもイランやタイでも有料化が進んでいます。今後もフットサルを楽しむために、違法アップロードを含め、グレーな部分については節度を持っていくべきだと考えています。

いじょう、おしまい。

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