「努力が足りなかったと凄い後悔が残った。フットサルは続けていく。目を背けず、危機感を持ってより努力したい」バルドラール浦安セグンド⑤岡田 大毅
2022年3月12日(土)、岸和田市総合体育館(大阪府)で行われた、JFA 第27回全日本フットサル選手権大会の1回戦、バルドラール浦安セグンド×広島エフ・ドゥ戦後、バルドラール浦安セグンドのキャプテン⑤岡田 大毅選手インタビューです。
岸和田会場1日目の『注目カード』は、広島エフ・ドゥ②尾関 潤、バルドラール浦安セグンド㉓福重 勝徳、両キーパーの活躍もあり、『1点』を争う、締まったゲーム展開に。
カウンターやピヴォ当てからチャンスを掴んでいた広島エフ・ドゥハ15分、左コーナーキックで、ニアに立つ壁のさらに内側に入った⑯冨廣 洋平に出し、冨廣が軸足裏、ヒールで後方に落としたボールを、⑭寺本 芳希がシュート。
ボールはいったん、相手ディフェンダーの足でブロックされたものの・・・跳ね返ったボールをもう一度⑭寺本 芳希が押し込み、広島エフ・ドゥが先制。
バルドラール浦安セグンドも前線からのプレスで積極的なディフェンスを行い、攻撃でも丁寧なパス回しを見せ、チャンスをつくるもゴールを割れず。
残り2分26秒で得た『第2PK』のチャンスも、④平井 雅大のシュートを、広島エフ・ドゥの守護神②尾関 潤がブロック。
その後もバルドラール浦安セグンドは『パワープレー』を駆使して、広島エフ・ドゥゴールに迫るも、広島エフ・ドゥの体を張った守りにも阻まれ、試合は1-0のままタイムアップ。広島エフ・ドゥが2回戦にコマを進めた。
以下、⑤岡田 大毅選手インタビューです。
1点を返す自信はあった。ロースコアの展開は問題なかった
―試合を振り返っていただけますか?
岡田 大毅選手「終わってすぐなんで・・・。
賭けていた大会で、負けてしまった後なので・・・。
正直まだ頭が整理できてないですけど・・・。
僕らも当然準備もしてきましたし、『勝つ』という強い気持ちを持ってここに来て、
ただ相手も当然同じで、村上監督が、監督をやめると思うんですけど・・・。
それもあって、かかなり相手の気持ちも伝わってくる試合で・・・。
ただ一点先制されて、そこからセットプレーなり、トランジションで返せるという自信があったので・・・。
ゲーム運び的には、ロースコアで問題なかったと思うんですけど・・・。
ただ最後のところで相手も、当然気持ちを入れて、ゴール前、体を張ってきたので・・・。
あの・・・一点も取れずに、公式戦が終わるというのは、なかなかシーズン中もなかったですし・・・
そういう結果になってしまって・・・、残念です」
セットプレーでのアウトサイドからのボレー、そこからのオプションに自信があった
―セットプレー、それからトランジションから、カウンターだと思うんですけども、そのあたりで点が取れるというのは、普段はそういうところで点を取って来れた自信があった?
岡田 大毅選手「そうですね。特にアウトサイドからのボレーの展開だったり・・・
それを警戒してきた時のインサイド・・・、というのはかなり自信があったので・・・
そこで返せるという自信は個人的にはありましたけど・・・
まぁ、崩せずという感じかなと・・・」
広島エフ・ドゥの良かったところは?
―対戦相手の広島エフ・ドゥと戦っていて、良かった(強かった)なって感じた部分はどのあたりですか?
岡田 大毅選手「当然フィジカルベースが高い選手いましたし・・・
結局あの一点・・・
セットプレーで取られて負けましたけど・・・
実際に準備してきたものだと思いますし・・・
1点取ってから、それを守り切るんだという、闘志の部分ですかね・・・
その戦う気持ちみたいなのが、やっぱりまぁ、オフェンスでボールを持った時に、『なかなか崩せないな』という感覚はありました」
得点を取るために足りなかった部分は?
―ゴールがちょっと、遠かったところがあったかと思うんですけども、何かこう今『足りなかった』なと感じる部分はあったりしますか?
岡田 大毅選手「個人的には、もっと一枚で・・・
僕一枚で相手剥がしたり・・・
しっかりシュートまで行くという形を、より増やさなきゃいけなかったと思うので・・・
本当にあの努力が足りない、足りなかったなって凄い後悔が残っていますし・・・
逆に、フットサルをこれからも続けていくんで、本当に、この失敗とか後悔から目を背けずに・・・
より努力しないといけないなって、凄い危機感を感じました」
―もっと仕掛けていきたかった?行けば良かった?
岡田 大毅選手「仕掛けるところもそうですし・・・
個人的には、相手を背負うプレーも取り組んでたんですけど・・・
背負えるシーンもありましたけど、やっぱり相手の選手やマッチアップによっては、なかなかあの・・・時間を作れることもなかったので・・・
シンプルに本当に・・・『努力足りないな』と思いました」
―チームとしては、この全国大会で課題や感じる部分はありましたか?
岡田 大毅選手「まあそうですね。
チームとしては、本当にあの若い選手も多い中で、冨成監督になって、いきなり1年目で、全国大会出場のところまでは行きましたけど・・・
やっぱりその全国の舞台で、『F(リーグ)』の相手をしっかり倒していく。
その上で、流れに乗っていくというところの経験は、やっぱり少し足りなかったかなという風には感じるので・・・
この失敗が、絶対にこのチームに、来年の糧になると思うので、セグンド、バルドラール浦安だけじゃなくて、今日見ていただいたバルドラール浦安セグンドというチームを、これからも応援していただければな、という風に思います」
大学卒業時に、就職か、Fリーグか迷ったが『Fリーグ挑戦』を選んだ
―フットサル歴はどれくらいになりますか?
岡田 大毅選手「大学入ってから、フェニックス横浜という横浜のチームで始めて・・・
大学卒業するタイミングで、就職かFのクラブに挑戦するか、というのを迷って・・・
結局、浦安に・・・、セグンドに来て、4年目をという感じがやっと、全国(大会)に来れましたけど・・・。そんな感じですね」
―フットサルを始めるキッカケは?
岡田 大毅選手「大学でサッカー部入ろうと思ってたんですけど、
合格した大学的には・・・なんだろう・・・一般入試で入った選手は取らない感じだったので・・・。推薦だけだったので・・・
実際にまあ入れなくて・・・。半年ぐらい、フットボールから少し離れた時期があったんですけど・・・
やっぱり本気でやりたいなって思って・・・
知り合いのフットサル場のチームの方に、連絡というか、行ってみて、それで実際にやってみて・・・
ベテランの選手に、凄い厳しいこととかもたくさん言われましたけど、気付いたらのめり込んでいて・・・という・・・」
―それまではフットサルは遊びででも、プレーしたことはありましたか?
岡田 大毅選手「U-18のエスタジオ横浜というチームで、少しだけやっていました」
インタビュー・文=北谷 仁治
写真=勝又 寛晃
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フットサルメディアを運営している三者による共同webマガジン。 発起人のFutsalXの河合拓、PANNA FUTSALの海野伸明、フット…
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