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「歴史あるエンブレムの最後の大会になるから。ここでは負けられないと聞いて、気持ちが高ぶった」立川・府中アスレティックFC・金澤 空選手試合後コメント

2022年3月13日(日)、岸和田市総合体育館(大阪府)で行われた、JFA 第27回全日本フットサル選手権大会の2回戦、立川・府中アスレティックFC×湘南ベルマーレ戦、試合後、金澤 空コメントです。

試合は、湘南が第1ピリオド残り3分、山﨑 歩夢がコーナーキックから先制。

しかし立川・府中も第2ピリオド、30分、新井 裕生の反転シュートで同点。37分には右サイドから、大德 政博が思い切りよく打ったシュートがディフェンダーに当たりながらもゴールに収まり、立川・府中が逆転。

しかし湘南も残り1分、本田 真琉虎洲が決めて、土壇場で追いつき、2-2で試合は延長戦へ。

延長前半は再び湘南が本田 真琉虎洲のゴールで先制。立川・府中はパワープレーに出てなかなかゴールが割れない時間帯が続くも、残り14秒、金澤 空が完山からの短いパスをダイレクトでゴールに押し込み、試合はPK戦に。

PK戦も湘南が最初の2人が外す、波乱の立ち上がりも、その後、立川・府中も2人が外して振り出しに。

しかしその後は湘南が引退する浦上 浩生が外したのに対し、立川・府中は完山がきっちり決め、立川・府中が勝利。準々決勝にコマを進めた。

▼ 以下、試合後のインタビューです。

―かなりタフな試合になったと思いますが・・・、試合を振り返って?

金澤 空選手「去年も同じような形で、延長まで行って、負けてしまったっていうのもあるので。

同じベスト8に行くタイミングで、まず絶対負けられなかったっていうのと・・・。

今回の大会、このエンブレムが変わって、違うエンブレムになるんですけど、そのことに関して試合前にアキラさん(皆本 晃)から、『この最後・・・、ほんと歴史あるエンブレムの最後になるから、ホントにここで負けれない』っていうのを聞いて・・・

自分自身も本当に小さい頃からこのチームで、このエンブレを、スクールとかではありましたけど、つけてプレーして、で、そのトップチームの選手とかを見ていたので・・・。

本当に気持ちが高ぶったというか。

その言葉を聞いて、本当、そういう意味でも絶対負けられなかったと思っています」

―今の言葉は試合直前にですか?

金澤 空選手「はい。アップの前に」

―同点ゴールですけど。なかなかゴールが入らない時間帯があってのゴールでした。完山さんからのパスでした?

金澤 空選手「はい」

―ダイレクとだったと思いますが?

金澤 空選手「何も考えてなかったというか・・・。

そこにボールが入ったタイミングでも、自分はゴール前に顔出して、もう本当に自然と体が反応したと言うか・・・。

本当触れて、決めれて良かったです。

全然(ゴールが)入んなかったので」

―残り14秒ぐらいですよね?あの時間帯・・・、なかなか点が入らない時間帯はどんなことを考えながらプレーしていましたか?

金澤 空選手「いや、でも絶対に入るって信じて。

たぶん全選手がやってたと思うので。

その気持ちが自分のゴールに乗ったかなと思います」

―リーグ戦でも1勝1敗の相手だったと思うんですけども、対戦を振返って、今季の湘南さんの良いところは?

金澤 空選手「どんどん走ってくるというか。

全選手が攻撃も守備もさぼらずやってくる。

その中で強烈な『個』がある選手もいて、本当にやってて楽しいチームだなって思います」

―勝ち上がって東京に戻れますが、次に向けてお願いします。

金澤 空選手「そうですね。

改めてこのエンブレムが最後ということで。

東京・駒沢に帰れたので、また見に来れるサポーターの皆さんも増えたと思うので。

そのサポーターの皆さんのためにも優勝したいと思います」

―ゴール後もサポーターの方に駆け寄っていましたね?

金澤 空選手「近くてたまたまって言うか・・・。

決めたらサポーターのところに行こうと思っていたので。良かったです」

取材・文=北谷 仁治
写真=勝又 寛晃
※試合はこの試合の写真ではありません。

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