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【ビジネス書】仕事は楽しいかね?2 ディル・ドーテン著

部下、上司の関係性…、優秀な部下が離れていく…育たない…と悩めるビジネスマンに是非読んで欲しいと思った一冊をアウトプットしたいと思います。

本作は3部作となっており、その2部目を今回は感想文と共に纏めて発信したいと思います。

【結論】
〇「最高の上司とは”最高の人が働くにふさわしい最高の場所”を創れる人である」

~優れた部下の特徴や人の結びつきを考えて環境づくりができる人~

【本のあらすじ】
この物語はとある管理職のサラリーマンが一流経営者にチーム生産性を上げるノウハウを聞きに来ることから始まる。

前作で仕事を楽しむこと(”試す”価値を見出した)主人公が管理職という新たな壁にブチ当たり、自身の成果を上げることではなく、チームで成果を残すリーダーとは?という疑問点を解決するヒントを本書では与えてくれます。

常に、「いい部下が欲しい(優秀で自身の右腕となるような…)」と思っているあなた!待っているだけでは何も起こりませんよ!(笑)

そもそもいい部下ってどんな部下で、良い上司(ここでは本物の部下が付いていきたくなるような上司)とは…?という部分が明確になる一冊であります。

【この本のポイント3選】
①本物の部下とは”最強の逸材”

皆さん、最強の逸材と言われる評価の高い部下って言われると「はぁ?」となりますよね(笑)でも、本物の部下と呼ばれる手元に置いていたい部下とはいつも”逸材”と呼ばれる人間なのです。つまり独創的な考え方をする人、独立独歩のできる人であります。同僚はもちろん上司の事も、社内閑居も向上させる人→新たな行動規範を打ち立てていき会社をより高い水準へ持っていいける人であります。※こんな優秀な部下は私も欲しい(笑)

ここで、本書では面白い表現をしています。こういう部下は”ウォークオン”ではあり得ない。(求人媒体などで寄ってくることは一切ない)と説いております。いわゆる待ちの姿勢では絶対に現れない人財である事が本書の最初のメッセージと言えます。

②優秀な上司には優秀な部下が付く理由

根本的に、優秀な上司という人は優秀な部下であった経験がある方です。と本書では解説しています。なぜなら、優秀な上司と優秀な部下は同じものを職場に求めているからです。→優秀な部下経験のある人がほんものの上司と出会いお互いの才能を相乗作用させる環境を求めていく。

そして、両社が職場に求めるものは同じく3つしかないと本書では説いています。

1、自由ー管理が無い、平凡でない、愚か者がいない

2、変化

3、チャンス

故に、本物上司は下記の事しか部下に求めないので部下も仕事をしやすいのですよ。それがこちら↓↓↓

規則ではなく、高い基準のみを求める。~指図ではなく信頼をする。管理は必要ない~

③スカウトの必要性

結局は本物の上司も部下も最高の職場を探すことはあまりなく、今いる場所で常に向上心を持って働かれています。

なので、本物の上司は人のつながりを大切にし、常に本物の部下となるような人を探しています。※要は自身でスカウトしているという事です!

そのためには常に自身も最高の上司であり、部下である事が必要という事ですね…深い(笑)

仕事における姿勢や優秀な人が集まる環境とは…を考えさせられる一冊でした

それでは!

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