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私立中高一貫校をやめるか否か

ハルがダンゴムシとなり布団から出てこなくなって、親である私はどうしたらいいのだろうと途方にくれました。

まずは心を休ませよう、気持ちが起き上がってくるまで。

そう決めて、できるだけ他愛もない話やハルの好きなごはんを作ってあげたりしているうちに、もぞもぞと布団からは出てくるようになりました。

その間に学校のカウンセラー、公的な相談機関、ありとあらゆるところに相談しました。

そこで壁にぶち当たったのは、公立中学校でないと相談に乗ってもらえないところが多々あったことです。

フリースクールも私立のままでは受け入れられないと言われました。フリースクールによるのだとは思いますが。

しかし公立中は知り合いが多すぎて行けないとハルが言うし、教育委員会に確認しても学区外の中学への転校は許可できないという返事でした。

あまり勉強に遅れが出る前に、できれば、学校に行かなくても勉強だけは続けたい、というのがハルと私の気持ちでした。

私立の学費を払い続けながら別の教育機関で勉強させるというのは我が家にっては経済的にも負担が大きく(きょうだいもいますので)、、。

しかし公立への転校は「行かない前提」でもできない、できれば学校に行きたいんだ、なんとか現在の私立中に通う努力をしてみるからもう少し時間が欲しいとハルに言われ、もうしばらく私立中に籍を置いたままにすることになりました。

不登校3か月目ぐらいはこんな感じでした。

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