聞いてくれる全ての人が分かったと言ってもらえる説明を心掛けています
相手が複数人数いる時に商品説明をする場合、全ての人に分かるように話そうと気をつけています。
家の窓の良さを説明する時を例にして説明します。
「アルプラサッシを採用しています。ですから暑さ冷たさが伝わりにくくなっているのと、耐久性に優れているのが特徴です」
これで分かってくれる方もいます。
ほとんどの人は何のことかわかりません。
「アルプラとはアルミとプラスチックの両方を使っているので、それぞれの頭の言葉を取って、アルプラと名前を付けたサッシです。外気側にアルミ、室内側にプラスチックを使用して熱伝導が悪くなり室内の温度変化が低くくなります」
わからなかったところが少し分かったかもしれません。
まだまだ、ほとんどの人は何を言っているのかわかりません。
「アルミを部屋の外側の外気側に使い、部屋の内側・室内側にはプラスチックをサッシの素材に採用しているのでアルプラサッシと名付けました。夏の暑い日に太陽に照らされたサッシは熱くなります。アルミの部分を触ると火傷しそうなります。普通のアルミサッシは室内側もアルミ素材で出来ているので、外の熱い熱がそのまま室内側まで伝わって来ます。室内側でサッシに触れても火傷しそうになります。焼けたアルミが室内にあるので、その熱が室内に広がり暑い部屋となります。冷房で冷やしてもアルミサッシの熱があるのでなかなか部屋は冷えません。
これがアルプラサッシになると、外側がアルミで、内側がプラスチックでできているので、焼けたアルミの熱がプラスチックに伝わりにくく、室内側のサッシはほとんど熱を持ちません。
アルミは熱伝導、つまり熱が伝わる力が大きいので、すぐに熱が伝わります。これに対してプラスチックは熱伝導が低いです。つまり、熱が伝わって来てもプラスチックの中はなかなか熱が伝わりません。そうやって外の焼けた熱が室内に伝わらないようにすることで、室内がサッシの熱で熱せられることは無くなり、冷房の効きもよくなります。
外側にもプラスチックを使うと外側も高温になりにくて良いのですが、強い太陽光に晒され続けると、プラスチックは劣化してしまいます。屋外の洗濯物干しにある洗濯バサミがポロッと壊れるのはプラスチックが劣化したからです。つまり太陽の光に弱いプラスチックではなく、太陽光に負けないアルミを外に使い、太陽の光を浴びずに済む室内側にはプラスチックを使っているのです。熱が室内へ伝わるの止めて、長年使っても劣化しにくいのがアルプラサッシです」
言葉ひとつひとつの意味まで説明しながら話すと、どうしても長くなってしまいます。
分かりやすい説明とは違うかもしれないのですが、
聞く人全ての人が分かったと思ってくれるように、説明を工夫することを心がけています。
聞いている人にとって得意不得意は様々なので、皆んなが分かるように話せたらいいなと思っています。
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