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夏の終わりに『怪談』はいかが〜お化け屋敷気分で

SNSでアマゾンプライム入りした小林正樹監督『怪談』は必見というのを見かけて、日曜日の午後に見た。


「人間の條件」で知られる小林正樹監督が、構想に10年の歳月を掛け、巨費を投じた超大作。カンヌ国際映画祭審査員特別賞受賞。イギリスの文学者、 ラフカディオ・ハーンこと小泉八雲原作の有名な怪談を、「黒髪」(原題「和解」)「雪女」「耳無し芳一の話」「茶碗の中」から成る4話構成のオムニバス形式で映画化。仲代達矢、丹波哲郎、三國連太郎、岸惠子らトップスターが出演。

1965年の映画で、3時間2分と長いが、4話オムニバスで、2話目で休憩が入る。「雪女」と「耳無し芳一の話」は知っていたので、ある意味、気楽に見ることができた。

時間もお金もかかっているものだけに、映像美、という感じかな。白塗りの顔で恐怖を表現など、演出はいかにもなので、ちょっと笑っちゃうかも。ベタなお化け屋敷に行ってみるくらいの感じで、夏の終わりにタラタラ見るのもいいんじゃないでしょうか。私はそう見ました。


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