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美と権力

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「女は存在しない。」 精神分析学者ラカンは言いました。では自分は何なのか。
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記事一覧

【精神分析論文】 私の「女」と戦う方法 ―傷つける享楽―

※これは、横浜国立大学 精神分析ゼミで大学4年春学期に書いた論文です。 はじめに前回の論文…

ひらぴす
3年前
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「見た目」に縛られる女たち ー最終回 問題への応答とあとがきー

問題への応答さて、ここまでの例を見たうえで、冒頭のマツコと村上の会話で明らかにされた美醜…

ひらぴす
5年前
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「見た目」に縛られる女たち ー第3回「整形の先に幸せはあるか」ー

メンヘラ整形アイドル動画投稿サイトyoutubeに整形の経過を載せ続ける「轟ちゃん」というアイ…

ひらぴす
5年前
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「見た目」に縛られる女たち ー第1回「美をめぐる女の闘い」ー

まえがきを読んでいない方はこちらから▼ 「選ばれる」のは美人だけかこどもは鏡で自分の姿を…

ひらぴす
5年前
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「見た目」に縛られる女たち ー第2回「細さは正義?」ー

太るのがこわい現代の日本において、女性の求める「美」に痩せていることは必須条件である。『…

ひらぴす
5年前
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「見た目」に縛られる女たち ー第0回 まえがきー

可愛くなりたい、細くなりたい、美しい顔が欲しい。この願望が常に私を支配する。『人は見た目…

ひらぴす
5年前
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卒業研究 『刺すために生きる ―男と女を破滅に導くエロス権力の正体―』

これは、私が横浜国立大の精神分析ゼミで卒業時に書いた卒業論文です。 けっこう変なタイトルだと思います。もっと無難で、よくありそうな内容にすることも出来ました。 でも、「どうせ書くなら、何気ない内容で終わらせたくない。本気で書きたい」と思い、命を削る覚悟で書きました。 結果、精神分析を使った私小説のようなものになりました。 「そんなの卒論として認められるのか?」と思う方もいるかも知れません。でも、ちゃんと受理されるどころか、教授には、「今年一番の作品だった」と言っていた

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