大人の読書感想文コンクール2連覇した元チャンピオンが本気で書いた読書感想文。
小説を読む時、あなたは誰の立場で物語を見ているだろう。私がそうであるように、多くの人は物語の語り手・主人公の目線で読んでいるのではないだろうか。
物語は自由な世界だ。
その世界では私達は何者にもなれる。
現実世界じゃ味わえない大冒険も味わえ、なりたかった誰かになれ、憧れの職業に就く事もできる。現実世界じゃ滅多に味わえない体験をする事もできる。
それならやはり物語の中心である主人公になりたい。
うまく行かない現実を忘れ、想像の中でくらい主役になりたい。そう思うのが人間の性では