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2019年10月に読んだ本

近代絵画史(上)

読むことになったきっかけは、noteにアカウントを登録している美術史たんbotさんがTwitterアカウントで呟いていた、美術史を知りたいのであればこの本を読めという内容が目に入ったので読んでみた。

マネモネゴッホなど印象派が成り立つ前後についての美術史が書かれている。印象派が世間に認められるまでの間の画家たちが運営していたサロン、残した作品に対する評価がまとめられている。名前はわかるし作品も例を挙げることはできるような画家であっても、同一時代を生きた画家同士の繋がりを含めてまとめられている本書は美術をアウトプットとしての作品としての評価だけではなく、作品を表現するに至った時代背景・・・例えば、画家が普仏戦争で兵士として駆り出されたりした経験があったこと、画家のタッチが○○の時代のように移り変わっていった原因についての言及・・・ここでは他の画家からの影響であったり日本の浮世絵が入ってきたことによるきらびやかな色使いの影響を受けるなど。作品を語るのに絵ではなく背景を語ることが主体であって、歴史学の教科書のようであった。※下巻はこれから読む。

最底辺のポートフォリオ

こちらは、以前noteに感想を載せている。


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