「日本ウェアラブルデバイスユーザー会(WUG) 年末勉強会(という名の忘年会)」参加レポート!
みなさん、こんばんは。
(株)神戸デジタル・ラボ 新事業創造係
MR班 班長の堀尾です。
先週末、(株)神戸デジタル・ラボ - 10Fセミナールームで開催された「日本ウェアラブルデバイスユーザー会(WUG)
年末勉強会(という名の忘年会)」に参加してきました。
今回は、その際の様子を簡単にレポートしたいと思います。
日本ウェアラブルデバイスユーザー会 ( WUG ) とは?
特定非営利法人日本ウェアラブルデバイスユーザー会( WUG )は、ウェアラブルデバイスによる人々の新しい体験を振興し共有するためのユーザーコミュニティです。国内外の様々な情報を配信、ユーザー間の体験や技術研究、ビジネス情報などを共有することで、日本国内のウェアラブルデバイス振興に貢献する所存です。( ※ Twitterプロフィールから引用。)
タイムテーブルは、以下の通り。
登壇1人目は、#MagicLeapの国内第一人者である
徳山さん ( Twitter : @tokufxug )のMagicLeapのお話です。
【 タイトル 】
知っ徳!納得!Magic Leap <開発編>
MagicLeapの初歩の話。MagicLeapは、HMD部とPC部、そして、コントローラー(磁気式トラッキング)の3つの要素から成り立っています。
MagicLeapには、LinuxとAOSP(Android Open Source Project)を元に作られたOS(LuminOS)が搭載されているとのこと。
アプリケーションの種類は、3種類存在し、JavascriptベースのMagicScriptという言語で開発することも可能だそうです。(※もちろん、UnityやUE4での開発も可能です!)
最後に徳山さんから告知がありました!
2019年1月9日(土)渋谷ヒカリエにて、「Magic Leap Meetup in Tokyo vol.1」が開催されるとのことです。まだ、#MagicLeapを体験されていない方は、是非、足を運んでみてください!( 僕も参加するつもりです!!!)
徳山さんの発表資料は、ネット上にアップロードされているので、興味がある方は、是非ご覧ください!
2人目は、筆者である私 ( @_Futo23_ ) が、HoloLensの開発(MRTK:Mixed Reality Toolkit)について、お話させていただきました。
【 タイトル 】
がっ堀!ずっ堀!HoloLens <開発編>
MRの概念について、「1.MSが考えるMR」、「2.MagicLeapが考えるMR」、「3.学術的なMR」について、各方面の専門家から様々なツッコミを受けながら説明させていただきました。笑
その他にも、HoloLensの最新動向であったり、、。
HoloLens2にSnapdragon 850が採用されるかもしれない噂について、お話させていただきました。
また、「HoloLensのMRTKを使った開発導入部分」についても、お話させていただきました。
飲み過ぎて、若干疲れが見え始めた来場者の方も「Two-hand manipulation」を説明している際には元気を取り戻し、食い気味での質問が飛び交う場面も!!!
ちなみに、「Two-hand-manipulation」とは、両手でCGのオブジェクトを操作できる機能です。(と言っても、全くイメージが湧かない方のために、動画貼っておきます!)
普段開発していない方にとっては、驚きの機能のようでした😊!
最後は、NPO法人代表理事の神戸大学 塚本教授より、ウェアラブル業界の動向についてお話がありました。
【 タイトル 】
知ってま塚!見えてま塚!ウェアラブルの今・未来 <展開編>
(忘年会ということもあり、みなさんお酒が入っていたので、写真が見つかりませんでした。。上記は、昨年の勉強会時の写真。何卒ご了承ください!笑)
盛り上がった会場では、飛び入りで弊社取締役(村岡)の「MRPP認定の舞台裏」というテーマでのゲリラLTが始まり、1週間のMRPPトレーニングの裏話が繰り広げられ、最高に盛り上がった忘年会は、無事、幕を閉じました。(※ここからは会場に来られた方だけの特権ということで、詳しくは... 。以下、写真のみ、お楽しみください!)
MRPPトレーニング中にMSレドモンド本社でプレゼンをしている取締役の図。
( トレーニング会場だったMSの建物 )
所感
関西ではなかなか見ることができない #MagicLeap の実機に、参加者のみなさん興奮しっぱなしでした。(※会場に電波暗室が備わっていなかったため、電源をつけての体験はできませんでしたが、、。) 今回登壇された徳山さんは、日本国内でも数少ない #MagicLeap の開発者で、アメリカ本国の #MagicLeap 公式チャネル ( #MagicLeapLive ) でも2度取り上げられるほどのパイオニアであり、話されている内容、一言一言が非常に勉強になりました。また、開発の初歩話から、「Independent Creator Program」に至るまで、MagicLeap最新情報を入手し、興奮冷めあらぬ中、帰宅した筆者は、家に帰ってすぐに、「Independent Creator Program」に申し込むという暴挙に出たらしい。というのは、ここだけの秘密です。本当に実りのある3時間でした!
興味ある方は是非、次回開催のイベントにご参加いただければと思います。
#MagicLeap や #HoloLens 等の最新デバイスに触れることができ、普段ITに携わっていない方でも、新しい学びや発見が多い貴重な機会になるのではないでしょうか。
イベント情報は、NPO法人の公式Webページのメーリングリストより、随時配信しておりますので、併せて、こちらもチェックいただければと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
追記
「Independent Creator Program」申請完了!
審査通れーーー!!!
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