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「あきらめる」が家族円満の鍵!?〜遊行まで326日〜

おはようございます。
ふうてんのかよさんです。
遊行スタート期限まであと326日

遊行って何のこっちゃ?
という方はこちらをご覧くださいませ。

さて、昨日は「最強の私をつくる読書会」を開催しました。

『超解釈サルトルの教え』が
2018年に出版されて4年目?の
2022年から読書会がスタートして

(なぜこんな中途半端にスタートしたのかは謎)

今年、2024年1月に
『超解釈キルケゴールの教え』が出版されてからは
「キルケゴールの教え」を使って
毎月2回、読書会を開催しています。

どちらも 堤久美子著・光文社刊です。

というわけで
読書会自体は、2年半続いています。
案外面白いの。(°▽°)

昨日は、著者である堤久美子さんも
飛び入り参加の読書会。

画面向かって左の一番上が 堤久美子さん

『超解釈キルケゴールの教え』は
キルケゴールの哲学を「超解釈」して

日々起きるであろう、日常の悩みについて
哲学的に解決するプロセスが描かれています。

とても、簡単に。


日々の悩みに哲学を使うの?と不思議に思う方も
いるかもしれません。

悩みに関しては、
心理学的に解決するという方が多いでしょうから。

心理学は、ケースを扱うものなので
ケースバイケース。
人によって対応も違う、と言えるのではないでしょうか。
そして、ケースバイケースが好きな方はたくさんいると思います。

哲学は普遍的なアプローチなので
物事の本質から見ていく方法。
枝葉じゃなく、幹から見ていく
(と、私は理解しています)

なので、ケースバイケースではなくて、
誰にでも当てはまる、普遍的な、というのが
私が好きなところ…です。

ただ、そんなわけで哲学は心理学のように
寄り添ってはくれないので
(という私の解釈ですが)

そこが冷たいと思う人もいるかも

サルトル先生も
キルケゴール先生も

「それって問題ですか?」と
バッサリいきます。(°▽°)

でも、私はそれくらいの距離感が逆に好き。

そして、
哲学って、難しい本を読むだけじゃなくて
こうやって日常に使えるものなんだ!というのが
この超解釈シリーズを読んでの驚きでした。


そんなわけで、昨日の読書会は、

『超解釈キルケゴールの教え』
Chapter4の「必然性の絶望」
みゆきさんの悩みについての章を

サルトル先生役の人と
みゆきさん役の人で読み

他の参加者は、それを聞いて
思ったことをシェアしあう。
読書会は、そんな流れで進みます。



Chapter4は、
母親や夫との関係に「絶望」する
「みゆき」さんのお話です。

そこからの参加者のシェアはやはり
親との関係
夫との関係
子どもとの関係
になるのでした。

みなさんのお話を聞いていて
私も思い出したことがあったので
昨日はそれをシェアしました。

もう7〜8年前だと思いますが。
母との電話で(おそらく初めて)
声を荒げた日のこと。

「いい加減にしてよ!」という捨て台詞を吐いて
電話を切ったこと。

当時の母はうつ病で
口を開けばマイナスなことばかり。

周りがどんなに「大丈夫だよ」と言っても
母の中では大丈夫じゃない
いつも大事件が勃発していたのでしょう。

その時は、確か
全然勉強をしない孫に対する嘆きの電話。

「大学にも行けなくて
○○○○のバイトしかできないような
大人になったら
一体どうしたらいいの?
もうお母さん死にたい」

と言う母に対して私は

孫(私にとっての甥っ子たち)、まだ中学生だし・・・
そもそも、○○○○のバイトの方に失礼だし!!
その人がその人として選ぶ人生なんだから
とやかくいうもんじゃない!

と、腹がたち。
「いい加減にしてよ!」と電話口で
怒鳴ったわけなんですが。

電話を切ったあとに
めちゃくちゃ落ち込みましてね。

母を怒鳴った自分に。

そんなシェアでした。


ちょうど、堤久美子さんと出会って
実践哲学講座「アイアイ講座」に参加し始めた2010年は
母のうつ病が20年以上続いていて

毎日「死にたい」と電話がかかってきていました。

ま、死なないでしょ、と思っていたのと
私は実家から離れて暮らしていたので
言うても毎日の生活を圧迫するほどでもない。

電話くらいは出てあげないとねと思っていました。

そして母以外の家族
一緒に住んでいる父も、近くに住む妹夫婦も
いつもあっけらかんとしているので、

ま、大丈夫でしょうと。


でも、毎日の「死にたい」の電話は
やっぱりしんどいな、と
思う日もあり。

なだめたり、すかしたり?
あの手この手を使って・・・

例えば
「そんなに辛いなら・・・」と言ってみたり
「生きたくても生きられない人が地球にはいるんだからさ」
なんて正当性をぶつけてみたり。

それでも母の「死にたい」は変わらず。

そのことを、アイアイ講座のチェックインで
カヨさん毎回言ってたよね、と。
久美子さんからも懐かしい思い出話がありました。

そうだった。毎回言ってた・・・。

でもね。
いつの間にか
治ったんですよ。
うつ病が。

もしかして、母がうつ病だったって
私の記憶違い?

なんなら世界線が変わってる??

と言いたくなるほど、
ある時から急に普通になりまして。

電話はこちらからしない限り
年に数回になりました。笑。

今では、私の方から電話する方が多いかも。

なぜ治ったかはわかりません。
薬が効いたんだという人もいます。
それはそうかもしれない。

でも、私の世界では

母の世界でなく、私の世界では

母を変えようとするのを「あきらめた」
母を「そのままでよし」にした。

そしたらガラリと世界が変わった
と思うのです。

人はそれぞれ適切なことを、適切な時期に
適切な場所で、学ぶと思います。

私は、実践哲学講座「アイアイ講座」に
出会ったことがそれ。

「あきらめる」ということを手に入れたのも
私の人生を大きく発展させたことの一つ。



昨日は久美子さんからも
「あきらめた人から変えていけば家庭は円満になるよね」
とお話があり。

本当にそうだな〜と。

久美子さんの旦那さんも
アイアイ講座に参加してから
「もう久美子のことはあきらめた」と言ってくれるようになり、
家庭が円満だとか。笑。

久美子さん。
家ではひどい人間なんだと、
よく自分で言ってます。(°▽°)


他の方からのシェアでもこんな激しいのがありました。

「この前、夫が壁にバーンと穴を開けたんですよ。
それくらい夫が私に怒ってて」

「でも、よくよく自分を観察してみたら、
私の態度が悪かったよなあと思ったんですよね」と。・

壁に穴を開けた夫に、怒りで返すのではなく
それはそれとして
「はて、自分はどうだったかな?」と
省みる冷静さを身につけたと。

他人を変えることをあきらめる
他人をコントロールすることをあきらめる
他人をどうにかしようとすることをあきらめる
他人のせいにすることをあきらめる

それで家庭がうまくいくようになったよね・・・と
改めてみんなで話をしたのでした。


私は「アイアイ講座」に出会って14年
講座を提供する側になってからも13年

人生が本当に楽になった、と思っています。
そしてとても面白い毎日。

一般社団法人アイアイ・アソシエイツは
120万人「個の発展」を掲げて活動をしています。

120万人というのは、
本当は「1%」のことだそうです。

久美子さんに降りてきたのは「1%」
(当時日本人の人口が1億2千万だったので120万人と言ったのだと。)

全体の1%が変化したら
世界は変わる。

家族の中の1人が変化したら
家族は円満になる。

だから、
家族・親族に一人でも
アイアイ講座に参加した人がいたら
円満になるだろうなあと。


自分の中が円満=平和になれば
家族が平和になり、

家族が平和になれば、地域が平和になり
地域が平和になれば、国が平和になり、
国が平和になれば、世界が平和になり、
世界が平和になれば、地球が平和になる。

外側は後からついてきますね。
まずは、内なる平和を。

そしてそのための遊行なのでした。(°▽°)
アイアイ講座も、もうすぐ新しいチームを
募集いたします。

あきらめたい方!?
お待ちしています(笑)


ちなみに。
『超解釈キルケゴールの教え』の
本文イラストを描かせていただきました♪(≧∀≦)

ふうてんのかよさんです。

本もよろしければぜひ
読んでみてください(^^)

ちなみに読書会は
500円で参加できます!






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