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爆裂!?あたいの夏休み

地球も私も永遠に夏。地球は無休。私は有休。悠久の有休。永遠に暑い。

社会の民ではない私は知らなかったのだけれど、有も有も有給休暇のことらしい。早口言葉?

私は存在として休みが「有る」という意味で有休と表記していたけど、1ミリも給は発生してないのでこれはおかしい。ならばなんなのだと考えると「夏休み」が大変適切かと思われる。

夏休みって言葉だけで音頭を踊れるくらい夏休みが好きなのに、休みとそうでない時の区別があまりつかない暮らしに身を置いているので、どうも「夏休み!」というのを実感できない。ぬるりと入る夏休み。

なので、夏休みのしおりを作った。


夏休みのしおり2022「爆裂⁉︎あたいの夏休み」

ウキウキすぎて表紙作成に3時間くらいかかった気がする。むしろ表紙以外になにがあるんだろう。

シールが好きなのでポケモンシールと、マックのハッピーセットでもらえるシールと、三角縁神獣鏡と土器のシールを貼った。か〜わいいねえ。
特に三角縁神獣鏡がかわいい。まるい。

一人でニチャニチャ作っていたのだけれど、一度も「私は今なにをやっているんだろう?」みたいな気持ちにならなかった。これは才能。しおり作りの才。

しおりをニチャニチャ作り、ニチャニチャ撮影した人間は、夏休みも大抵笑みを浮かべながら過ごしていた。

夏休みの宿題の「一行日記」みたいなのを毎回最終日に全部書くタイプだったので、幼き私に敬意を表してワタクシもまとめて夏休みを記録する。

具体的にこのしおりはどのように使用されていたのかというと、7~9月のカレンダーが手書きで組まれていて、そこに予定を書き込む仕様。表紙に対して大変簡素なカレンダーである。素晴らしいですね。
今回は、このカレンダーに沿って夏休みを振り返っていこうという趣旨の文章です。

爆裂!?あたいの夏休みを略して、このしおりの呼称を「爆あた」と表記しようと思ったけどなんか怖いのでやめた。言葉の相性が悪そう。でも私は心の中では「爆あた」と呼んでいた。モノローグの多い人生。


京成パンダに支配されている7月

そもそも7月の半ばあたりにこのしおりを作成したので、7月は特に書き込みが少ない。

2022年7月。京成パンダしか予定がない。

少ないというか京成パンダしかない。京成パンダとは東京と成田を結ぶ京成線のマスコットキャラクターで、王族で、動物園の飼育員をしている、ロボット工学専門の理工学博士号取得パンダである。なんなの?
家族や関係者も大変素晴らしい方々で、京成カード(オリコ)のポイント還元率に魅力を感じている猫などもいるので、お好きな方はぜひ以下の京成パンダファミリー紹介をご覧ください。京成に忠誠を誓ったのかもしれない。

京成パンダのあまりのカリスマ性で話題が逸れてしまった。いつか京成パンダのことをしっかり考える時間をとりたい。


とにかく7月は京成パンダに支配されているけれども、この京成パンダスタンプは9月に東京に行った時に成田空港駅で押したものであり、全く7月の出来事ではない。

旅行先でご当地スタンプを押すのが好きなのだけれど、適当な紙がなくて手元にあったしおりに押した。ちょうど13日にJICCA(実家)に帰ったのと飛行機の絵が相まって素敵ですね。空白を祝う「おめでとう!」のシールもいい。


京都の展示に行こうとして冷製パスタに落ち着いている。


右下には展示会の情報をメモしている。このしおりの作成目的の1つは、興味のあるイベントと予定を整理するという極めて実用的なものだったので、しっかり活用されている。
冷製パスタとか書いているのを後から見ると、この時自分は何を考えていたんだろう…といつも考えさせられる。まぁ冷製パスタのことでしょうね。

7月終わり。特筆すべきこともない、普段通りの日々を送っていたのでしょう。それこそがプレシャス。


NEVER END 8月

8月はやや怒涛の日々を送っていたように思う。しおりを見てみたいところだけど、怒涛だったゆえに個人的なことがモリモリ書かれているので抜粋。


8月のカレンダーの備考欄。漢検を受けようとしている。


8月は意欲的な日々を過ごしていた。学部時代の経験から絶対に向いていないとわかっている飲食のバイトに挑戦したり、甲子園を見たり、甲子園の応援で声を枯らしてバイトをクビになったりした。怒涛。

意欲的活動の1つとして漢検があった。かねてから何かに合格したいという漠然としすぎている思いがあって受験を決めた。テキストを解き、周囲の人々に漢字クイズを出しまくる小僧と成り果てていたけれど、申し込みはしなかった。不可解。

また、夏のドリンク王決定戦も行なっていた。これは密かに開催されたコンテストで、飲み物が好きそうな友人諸氏に色々伺いつつやったのだけど、バイトをクビになった時に飲んだカルピスが1位だったので、それで終わった。状況が限定的すぎる!と世界の夏のドリンク識者に怒られそうだったから心に留めた。

あとは書かれていないけど、フェスや展示会にもぼちぼち行って、友達が音ゲーしてるのを見たりしました。一行日記。

8月は特に「夏休み」という印象が強く、しおりにもそれが表れていた。


8/31、ご機嫌

!?!?!?の部分に期待と困惑がみられる。限りがあるからこそ休みは輝くのかもしれない。

本当にカレンダーの写真しか載せていない。カレンダーの中で生きている。


パラレルワールドの9月


2022年9月のカレンダー。そもそもずっと休み。


大変楽しみな予定が盛り沢山だった9月。エヴァの第三東京市のシールを貼るなどしてウキウキしている。自分でご機嫌をとるのはよい。

東京で開催されていた「水木しげるの妖怪 百鬼夜行展」に滑り込みで行ったり、神保町を練り練りしたり、築地の立ち食い寿司でお魚を食べようとしたらカレー限定デーだったりと大いに愉快な日々を過ごした。


百鬼夜行展の入り口。ウヒョ〜などと言った。
(写真撮影可能エリア、私的目的での利用可のため掲載)


百鬼夜行展は六本木ヒルズで開催されていたのだけれど、まず六本木ヒルズの全貌がわからなかったのと、高所恐怖症と、エレベーターの爆加速によって頭痛が誘発されてしまった。
上目遣いすることで頭痛が軽減される体質なので、上目遣いをしながら会場内を練り歩きメモを取り続けていた。私も怪異。

カレンダーでは北海道に行ってクマになり、網走に収監され、ビールを飲み散らかしているが、北海道は所用で行けなかったので、カレンダーの中で生きている私が行っていると思う。パラレル不適合。

こちらの私は東京をやや延長したのち帰った。ヨシ。


ボリューム満点夏休み2000行日記はこれにてfin.

先日はエステに行って、洗顔をするときに泡が立ちすぎて、泡を食べてしまったりした。アワアワしている。

近いうちに10~12月の秋のしおりも作成したい。秋とは?


最近突如ネットリテラシーが目覚めたのでアイコンをイラストにした。
虚無の顔をしているワタクシを素敵にイラストにしてくれたのは、マブ元同居人(Twitter: @ka_l_21)氏です。とってもありがとう。


今回はこのあたりで。お米が特に楽しい季節を楽しみたい。
それでは、また来週。

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