不可解(再)について

いつも応援してくれてありがとうございます。
KAMITUBAKI STUDIOプロデューサーから、御報告があります。
先ほどのKAMITSUBAKI STUDIOの特別配信番組「花達と椿と君。」内で発表された「不可解(再)」について。

今年8月に開催した花譜1stワンマンライブ「不可解」を更にアップデートする形で「不可解(再)」として再演、再構築。会場はZepp DiverCity Tokyoを予定しています。

不可解の開催後、非常に沢山の方々から「次は是非直接見てみたい」、「またライブに行きたい」と本当に嬉しい反響を頂きました。

花譜の学業とのバランスもあり、すぐには実施が出来ない状況でもありましたが、今回来年の春休みのタイミングでライブの実施を実現することが出来ました。

完全に内容を一新した花譜の2ndライブも一度検討してみたのですが、まずは8月の「不可解」でやりきれなかったことを一度形にしてみたいとも考え、1stライブの再演、再構築をすることに決めました。

また「不可解(再)」は最初の「不可解」で使った映像素材なども基本的に活かしていく考え方なので、今回はクラウドファンディングなどは実施しない予定です。
とはいえ通常のチケットとグッズの売上だけでは制作原価との収支が合わない状況ですので、(苦肉の策ではありますが)現実的ないくつかの施策を新たに考えています。
今回ライブチケットを「天体観測チケット」と「定点観測チケット」の二種類で用意させて頂いたのも、その具体的施策のひとつです。

8月の「不可解」を超える出来事を必ずお届けするべく、花譜と運営チーム一同、本気で取り組んでいきます。

そして以前お伝えしたことではありますが、皆様に改めてお伝えしたいことがあります。

私達は、花譜の不確かで脆い才能が、様々なクリエイター達のクリエイティブやテクノロジーが介在することで今彼女が「出来ないこと」を補完し一人の表現者として成立させ、いつの日かリアルのアーティストと肩を並べても遜色ない、現実とバーチャルを越境出来るアーティストに育て上げたいと考えています。
また表現者全体にとって、転換期であるこの時代だからこそ起きうる「出来事」そのものに興味があります。

私達は音楽や物語の奥底にある、人間自身が産み出す不確かなものを信じています。音楽で世界は変えられないのかもしれませんが、遠く離れた会ったことすら無い人間が産み出した「物語」で、ずっと遠くにいる誰かの不幸な気分が少しだけ楽しくなったり、悲しい出来事にも深く共感出来たりもします。
私達は現実には隣にいなくとも、ずっと隣にいることが出来るはずです。

美しくて不可解なものを信じるために。
クリエイティブの魔法をもう一度だけ確かめるために。
許せない人をいつか許すために。
花譜や仲間達や好きになってくれた方々と共鳴するために。
ずっと遠くにいる誰かのために。
観測しあうために。


こんなメッセージを8月の「不可解」の際にはお伝えさせて頂きました。

その想いは「KAMITSUBAKI STUDIO」としてチームをアップデートした現状でもなんら変わりません。

MUSIC,ART,STORY,EXPERIENCE.

この4つを元に更に進化する「不可解(再)」を是非ゆっくりとお待ちください。

素晴らしい2020年の春の門出を観測者の皆さんと一緒に迎えたいです。
皆様に観測してもらえる日を心から楽しみにしています。
そして言葉だけでは表現しきれないほどの「出来事」、皆さんと一緒に創らせて下さい。

いつも応援本当にありがとうございます。

花譜運営チーム プロデューサー
KAMITUBAKI STUDIO プロデューサー
PIEDPIPER


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