花譜2ndワンマンライブ「不可解弍Q2」無料配信決定！

いつも応援してくれてありがとうございます。
花譜の2ndワンマンライブ「不可解弍Q2」についてプロデューサーとしての想いを書かせて頂ければと思います。

「不可解弐Q2」は2020年10月に実施したバーチャルシンガー花譜の2ndワンマンライブ「不可解弐Q1」から続く、続編的な位置付けのライブです。

「不可解弐」は無観客配信ライブだった「不可解再」に続き、バーチャルライブハウス「PANDORA」からのストリーミングライブという形態に振り切り、当初の二日間に渡る内容を「Q1」と「Q2」とへと二分割にし、更に日程を離して実施する事になりました。

今回の「不可解弐Q2」は「Q1」に続きバーチャルライブ形式で、花譜にとっては4度目のライブに挑戦する事になります。※2ndライブなのに4度目というパラドックスは一旦置いておきます。
コロナ騒動が起きてフィジカルでのライブが当面不可能になった時、バーチャルライブという選択肢に絞られた結果、正直最初は頭を抱えました。

既存のバーチャルライブプラットフォームで僕等が考えている表現は現状ではまだ実現不可能だと判断したからなのですが、あくまでもオーダーメイドに拘り、流用が利かなくても多少制約があろうとも「不可解」が実現出来るバーチャルライブハウスを僕らで作りたいと考えました。

「不可解弐Q1」では最初に“滅んでしまった異文明の教会の跡地”というのを裏コンセプトとして、バーチャルライブハウス「PANDORA 」をデザイナーのヤマザキヒロカズさんと共にデザインしました。今回の「Q2」の舞台も「Q1」に引き続き、この「PANDORA 」からの配信になります。

2021年になっても未だ世界は、収まる気配の無いコロナウイルスによって未曾有の事態が現在進行形で進んでいます。
本ライブは「バーチャル空間からのライブ中継」という形で当初の内容を大幅に再構築する事になりましたが、ピンチを逆手にとり花譜と共に新たなライブエンターテイメントを産み出すべく、画期的なバーチャルライブを制作準備中です。

そして今回の「不可解弐Q2」での一番の試みとはなにか？
それはYouTube Liveにて「全編無料公開」する事を決定した事です。

心細い暗い世情の中、どこかの知らない誰かの救いとなるべく、このライブを一人でも沢山の方々に届けたいです。その為のハードルはなるべく取り払いたいと考えています。

いうまでもなくアーティストの作る作品、コンテンツは無料では無く、対価を頂く事は活動を継続していく為にも、演者へのリスペクト的観点においても絶対的に重要な事です。

花譜の「不可解弐Q2」は通常の新人アーティストのライブと比較しても莫大な制作費がかかるプロジェクトでもあります。
金額ははっきりとは言えませんが、リアルのアーティストが二回は「武道館クラスのライブ」が出来る規模感です。
そしてお金だけではなくアーティスト本人や、クリエイターの方々、運営チームの時間、労力を莫大に割いてきたプロジェクトなので、やはりこれを無料公開するのは正直言って未だに躊躇しています。

それでもどうしてもこの「なにかを変えうるライブ」を一人でも多くの方々に体験して頂きたく、私達は今迄よりも更にリスクをとる事を決意しました。

観てもらう選択肢全てを無料にする事は到底難しいので、YouTube Liveでの全編無料公開ライブの翌日に「特別再放送」という形で一定期間有料配信も実施致します。
もしも当日のライブに感動して頂けたなら、後払いのような発想で有料放送チケットを購入してライブを振り返って頂けたらとても嬉しいです。

Q1とセットで完結するひとつのライブとも言えるQ2。
圧倒的に感動する現在進行形の「物語」を一人の少女と　その仲間たちと共にお届けします。

当初の構想とは違う形で新たな音楽体験として生まれ変わった「不可解弐Q2」。
世界の何処にでもいる普通の女の子の「可能性の拡張」の続きを、是非お楽しみ下さい。

花譜運営チーム プロデューサー
KAMITSUBAKI STUDIO プロデューサー
PIEDPIPER