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10/25「花達と椿と君。Vol.5」内での発表について、他。

いつも応援してくれてありがとうございます。KAMITSUBAKI STUDIOプロデューサーです。
10/25「花達と椿と君。Vol.5」をご視聴頂き大変ありがとうございました。

番組内で発表になったいくつかの件について、複数のお問い合わせが有りましたので、プロデューサーとして少しだけ補足させて頂ければと思います。

①自社インディゲーム「神椿市建設中。」について。

開発に非常に時間がかかっていますが、“クローズドβテスト”を近日中に実施させて頂く事になりました。
「神椿市建設中。」に関しては当初考えていたGPS連動を中心としたゲームとはかなり違う内容になってきております。
ゲームと言い切って言っていいのか分からない興味深いプロダクトにはなりつつありますが、是非一度開発段階の「神椿市建設中。」を皆さんに体験して頂きたいと考えています。CBTへの御協力よろしくお願い致します。

②音楽的同位体「可不」について。

CEVIO AIとのコラボレーションプロジェクト音楽的同位体「可不」について先日の5500件にも及ぶアンケート結果を元に「可不」のボイスを決めさせて頂きました。
この大量のアンケート結果と御意見を受けまして、運営サイドとしても非常に御期待頂いている事を再認識し、より花譜にとってもファンの皆様にとってもベストな「可不」にしたいと考え、もう少し開発期間を頂いた上で“リリースを遅らせる”決断を致しました。

2021年前半までにデビュー出来ればと考えています。花譜を好きでいてくれる皆様にとっても、音声合成シーンの皆様にとっても楽しんで頂ける、満足度の高い音楽的同位体「可不」にする為に、もう少しだけ時間を頂けたらと思います。プロジェクトを確立する為にも、皆様に使って頂く前に運営としての指針を改めて明確にするべきだと考えています。

③5人目の魔女「幸祜」について。

「幸祜」とは実はKAMITSUBAKI STUDIOが出来る少し前から交流があって常々「彼女の歌声」に音楽的な才能を感じていたので、何度かデビューする為の挑戦を一緒にしてきたのですが、なかなか機会に恵まれずデビューにまでたどり着くことが出来ませんでした。それでも今回遂に幸祜としてデビューする事が出来たのは彼女の諦めない気持ちの力なのだと思います。

ちょっと天然だけど謙虚でストイックな「幸祜」を応援して頂けたら幸いです。

④最後に運営会社「THINKR」について。

番組内でKAMITSUBAKI STUDIOの運営会社がTHINKRである事を公表させて頂きました。花譜がデビューした2018年当時、THINKRを表に出すイメージは全く有りませんでした。会社よりも「アーティスト自身」と「彼女に向き合う運営」さえいれば、会社としての見え方はむしろ邪魔だとさえ考えていたからです。ただ運営を続けていくうちに「あまりにも運営が表に出ず、見えずらく動く事」でファンの皆様からの信頼性が逆に欠けてしまったり、僕らが意図してない憶測を加速させてしまうような事が急速に増えてきたので、なんらかの目に見える「体制」を作る必要性が出てきてしまいました。

そんな事情がKAMITUBAKI STUDIOへと発展する「きっかけ」にもなったのですが(とはいえもっとポジティブな理由も沢山あるので誤解なきよう)、もう一つ大きなきっかけとなった出来事がありまして、それは京都アニメーションさんの放火事件でした。あの非常に悲惨すぎる痛ましい事件から、私達にとっても沢山の考えるべき事が産まれたのですが、当時私達の会社のセキュリティがしっかりと整っていない事が「あの事件」をきっかけに社内で議論になり、セキュリティ面などでより安全性を高めることが出来ない間は運営会社を公開する事はやめよう、という話になりました。
(勿論スタジオ間でのコラボレーションの件などそれ以外にもいくつかの理由はあるのですが)そんないくつかの事情が絡み合い、会社を打ち出す事は一旦やめていたのですが、このままこの状態を引っ張っていくとファンの皆さんにこれ以上の「信頼」を頂く事は難しいのかな?と最近では思うようになりました。

KAMITSUBAKI STUDIOとしての運営体制もある程度整い、セキュリティ面での問題も解決した今、改めて社名を公表しようと決意した次第です。会社の事は好きですし、本来は胸を張って自分達がやっている仕事を伝えたい気持ちもありましたので、こうやってお伝え出来る事自体は素直に嬉しいです。
とはいえ今後もアーティストファーストである事は変わりませんし、運営チームの私達としては出来るだけバックエンドに徹するスタンスです。

長文となってしまいましたが、これが今の私達の偽らざる想いになります。

引き続き「KAMITSUBAKI STUDIO」及び「THINKR」の応援の程よろしくお願いします。

KAMITSUBAKI STUDIOプロデューサー
PIEDPIPER


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