Less Is More
こんにちは、何だかnote久しぶりになってしまいました。
保存していた記事もあるのですが、季節があっという間に流れて…
気づけば長袖ニットのような言葉たちは置き去りになっていました(笑)
昨日は朝からレッスンでも新しい出逢いあり、お世話になった大切な方に会いに行けた1日。自分の変化を大きく感じた1日で、どうしても気持ちを残しておきたくて深夜2時にnoteを開いています。
関西に私がまた活動拠点を戻したのが2018年の秋。
これからどうしていこう…となっていた矢先に手を差し伸べてくださった方がいて、今日はその方に会いにお見舞いに行って来ました。
関西の音楽家の未来を思い、ミュージックリンクという会社でミュージシャンの斡旋、サポートを行ってくださった方です。
病院の最上階で見晴らしがよく大阪城も見える。
本人曰く、京都の二条城も見えるらしい
(ほんとかよ)
そんな素敵なお部屋で、以前は私よりも元気に姿勢よくいらっしゃったのに、寝たきりで動けなくなってしまった姿に少し心が締め付けられました。でも、会ってお話が始まると、とたんにいつものその方のムードになって、「もう、元気じゃないですか!」なんて思わず言ってしまった。
本当はいろんな箇所がつらいことは目に見えてわかるけど何よりいつも通りの私でいたくて、ちょっといつもより気丈にしすぎてしまったかもしれない。でも、いろいろこみ上げるものがあって…
よく耐えた自分、と言いたい。
SNSの投稿も上げておきます。ご本人曰く投稿してほしい、なるべくお知り合い多くの方に会いたいと仰っていたので、会えますようにの念も込めて。
本当に何も活動の軸がなかったところから引き合わせてくださり、感謝にあふれています。なんだか話したい気持ちももちろんあったのですが、夕日の差し込む病床に愛慕の情が募り、長居してしまいました。
私のラブレターと好きな歌人の書籍を置いてきたけど…読む暇無さそうかな…(笑)と思わせるような、そんな人々にあふれた空間。
大切な人と過ごす時間は、その場に何もなくても、むしろ言葉と表情以外に何もないから、こんなに感じる心がいっぱいになるのかもしれない。
この方と話していると、昔聞いたことわざを思い出しました。
’Less Is More’「少ないほうが豊かである」
1曲の歌のように、そこには音と言葉しかなくても、いつでもその瞬間を100%謳歌される彼の姿。人を想い、人に想われること。私が背中を押されて励まされ、帰ってきたのでした。
それからの私はなぜか自信にあふれて、今日はとてもいい仕事ができた気がしています。
人とかかわりを持てること、何よりの財産だなぁ。
いただいた気持ちを抱きしめています。
今日はずっと、いろんな言葉をいただく日でもありました。アーティストの友人からボイトレのお礼の言葉や、シンガーの生徒様からのメッセージ、そして仕事終わりにメールを確認していると、先日15年ぶりの松竹座の舞台公演に招待してくださった生徒様から御礼のメールの返信…と。
「教えてもらったことを自分のことばでアウトプットしてみて実践したい」
「伝えたトレーニングを実践して、自分の声と向き合ってやってたら、成果あった!」とか、
「自分を出し切りましたが、またダンスだけでなく、歌う仕事もしたいと思っているので…」との力強いお言葉。
なんだかこみ上げるものが多くひとりでジンと感動して、深夜にたくさん湧き出た言葉を書き留めています。
ちょっと最近いろんな変化があって自分の元から手放したものが多く、私自身のモチベーションにグラつきがあったのだけど、今日はいただいたものが多くて心突き動かされました。そんなタイミングで、また明日には、2018年に関西に戻ってきたころから勤めているスクールが新規校舎へ移転する。
空いた隙間には、また新しい物事が入る。
自分の取り掛かるべきことに怖気づいていたけど、まだまだやれることをやりたいし、成功も挫折も、新たな出会いも、別れも、きっとそれら全てが幸せへの気づきとなるんだろうなぁ。何が起こるかわからない明日からの日々に、驚くほどわくわくする自分がいた。
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