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杉山城 続日本100名城の旅

城跡に、教室の椅子が並んでいた。ここまで感傷的な気持ちにさせられた城跡が、かつてあっただろうか。隣が学校なので野外学習でもあったのか。

パンフレットには、「築城の教科書」という評価が。誰が言ったのかは知らない。が、大規模でない尾根に詰め込まれた城のノウハウが、とてもよく残っていた。

愛知県新庄市にある古宮城跡(これも続日本100名城)と似た印象を受けた。見学にはもってこいのたたずまいだ。

高度な築城技術がうかがえる

エモいって、こういう時に言うのでしょうか。

自分のなかの感情と出会う、かつてない城体験。ひと言で片づけるには惜しい。心に残る城跡だった。



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