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おしゃべり

この間、すごく気が合うなあ(自分視点で)、と思っている友達と電話をした。仕事も引越しも無事終わって暇だとゴネたら電話しよって誘ってくれた。やさしいな。遊んだことは何回もあるんだけど、電話したのは初めてだった気がする。それもあってなのか電話に出る直前少し、緊張した。

最初はお互いの近況から。お仕事はどう?とかそういう話。
彼女は今すごく充実しているらしい。仕事へのモチベーションがすごく高まっていて、毎日が楽しいらしい。いつだって友達には幸せにいてほしいから、こういう報告はすごくうれしい。
私たちの中で、仕事が充実しているか否かは人生においてとても重要なことなのだ。彼女とはよく、理想の仕事だったり、将来の自分たちについて話していた。その時にいつも、自分自身が充実していると思える仕事ってなんだろう。というかそもそも仕事が充実していたら人生も充実するのだろうか、恋愛は必須なのだろうかみたいな話を夜ドライブしながらよくしていた。終わりのない話なのだけど、だからこそ、こういう話は楽しい。そんな背景もあって、今彼女が楽しくできていると聞いてうれしかった。よかった。

私が退職した話ももちろんした。退職後の心境を話したりもした。転職先決まってないけど、意外と不安はないよ、とか。時間はあるからなんでもできるね、とか。お金は減る一方だけど、本当に時間はたんまりあるんだよな。なんでかわからないけど、心の余裕もできた。今だけは、お金の余裕が心の余裕では無いのではないかと思う。だからはやく引越しの片付けを終わらして普通の生活を始めたいところ。たのしみだな。

盛り上がった末に、話はどんどん移り変わった。
この先死ぬまで何十年も生きていく上で、自分たちが本当にしていきたいことや、どういう未来を生きていきたいかを話した。「おそらく、あと50年以上は人生があるんだろうけど、50年後はどういう人と、どういう人生を送っているんだろうね。」とか「こんなはずじゃなかったのに、とか言ってるかもね。」とか。本当にしょうもないことから、現実をたどって地に足がちゃんと着いた話までたくさんした。さっきも書いたがこういう終わりのない話をしている時が一番楽しいんだよな。この話題は、今までかすったことはあったけど、それについて何時間も話したのは初めてだったから、今まで開示していなかった部分をお互いが知れた感じがして、少し恥ずかしいような、嬉しいような、そんな気持ちになった。

まだまだ話したかったけど、彼女は次の日も仕事があったので、次回は直接会おうねと約束して電話を切った。電話をし始めた時にしていた少しの緊張も、切るころには完全に消え去ってたし、様子を伺いながらしていた会話も、いつの間にかお互いが我先に!の精神で話しまくってたよ。この、心の距離が時間が経つにつれて元通りになる感じ、たまらなかったな。次直接会う時もたぶん、最初はお互い緊張してぎこちないんだろうな。それで、帰り際が一番盛り上がるのが世の常ですよね。不思議ですよね。でもそれがわかっているから最初から盛り上がらなくても別に焦らないんですよね。うんうん。何が言いたいかというと、気が合う(自分視点で)と思っている方と会話することは心の栄養になるよねということです。私の友達みんないつもありがとう大好きだよ!





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