子供が好きな音楽、大人が好きな音楽~第1章/歴史的概念 第16段目

ほいどうもミッドナイトにこんばんわ。ミッドナイトブロガー高田風がお送りします。

今夜のテーマは、子供向けのミュージックOR大人向けのミュージックそれぞれ異なるシーンが存在したというところになるよ。

うはーしかし今日はいろいろ長かったー。説明したところで面白くもない今日の長さだから内容は割愛するけれども、本当に長かったんだわー。昼間はちょっと時間あったから一曲、エルビス×ルイジョーダン的なミックス音学を作ってみたけど、もうちょっと詰めたら公開できるかもしれん。ラフスケッチ的な音源とかもここで公開していけたらまた楽しみが増えるかな?

おけおけそん感じで今日はティーン向けミュージックandアダルト向けミュージック、講義スターっと。

以下引用

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『アメリカンバンドスタンド』は、ロックミュージック、ダンサー、パフォーマーをティーンエイジのファンに知らせるのに役だったが、この番組は昼間の放送だった。極めて人気の高い日曜夜の家族向けバラエティー番組を持っていたエドサリヴァンは、一般家庭のティーンエージャーを惹きつけるためにはロックパフォーマーを出演させなくてはならなくなるだろうと思っていた。1965年までにABCテレビは『エドサリヴァンショー』のときどきのロックパフォーマンスに加えて、『シンディグ』と呼ばれるゴールデンアワー向けのロックショーを放映、いっぽうNBCテレビは『フラバルー』を加えた。ビデオやMTV[ミュージックテレヴィジョン]以前の時代では、こうした番組の全てが、ロックンロールのライブ演奏をアメリカの家庭に持ち込み、ティーンの熱心なファンに届ける役目を果たしたのである。ブリルビルディング、モータウン、そして60年代初期のサーフスタイルはティーンの若者たちに強くアピールし、彼らのそれに対する関心は、冷戦、キューバミサイル危機、そして公民権運動をめぐる暴力に関心を示すようになっていたカレッジ世代よりも高かった。こういう問題をフォークをベースにしたスタイルの歌で取り上げたボブディランその他のシンガーは、大人のファンに支持されて人気を得ていった。ディランの歌のほとんどは新たに書かれたものだったから、純粋なフォークミュージック[民謡音楽]とは言えなかったが、「フォークミュージック」という用語の意味が拡張して、ディランのほかピーターポール&メアリー、ジョーンバエズなどの音楽もそこに含まれるようになった。ディランの音楽が実際初めてロックと融合したのは、彼がエレクトリックギターやドラムのロック楽器を使った演奏をはじめる1965年である。

〜引用元〜ロックミュージックの歴史 キャサリン・チャールストン著 佐藤実 訳 発行所 音楽之友社~

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今日はまたなかなかボリュームがあって新しい単語が沢山出てきたね。

では噛み砕いていこう。

「アメリカンバンドスタンド」ってのは、以前第9段落目で出てきた〜当時の踊り方はアフリカの原住民とかの動きからインスパイアされてたりする〜に出てきたね。アメリカで大人気だったテレビ番組だねまず。ブラックミュージックを白人が吸収したものを、ティーンアイドルが歌ったり、ガチのロックンローラーもたまには出てくる。そんな番組。

しかしこの番組は昼間の放送ってことで学生は学校でお勉強中。

日曜夜のゴールデンタイムでティーンに紹介できるポジションにあったのは、かの有名なエドサリヴァンショーだったとのことだ。

これはbeatles出てた時のやつね。

余談)60歳くらいの人とかと話す機会があると、LED ZEPPELINを生で見たことあるとか言い出す人いるからびっくりよね。羨ましさがえぐ。)



というか本文に全くわからない言葉が出てきたんだが、シンディグって何?フラバルーってなに??

シンディグとは、賑やかなパーティーを意味する単語で、アメリカンバンドスタンドが口パクなのと対称的に、すべて生演奏だったとのことだ。贅沢ですね。やはりビールもバンドも生だよね。

フラバールってのは、なんかよくわかんないけれどそれもまたなんかテレビ番組だね。

まあそんなこんなでそこら辺を掘り下げすぎると深みにはまりそうなのであまり追求しないでおく。

とにかく、モータウンや、サーフロックは十代の子供達に理解されやすい音楽だったのね当時。やはり歌詞が恋愛の歌とかでシンプルだからかな。大体モータウンから絶大なる影響を受けているといえばビートルズの初期。ほぼドストレートな恋愛ソングが殆どだもんね。そりゃ十代にわかりやすいわ。自分英語がわからなかったからよかったものの英語完全にわかってたらビートルズの初期も西野カナもあんま変わんねーんじゃないかな?なんて思うわうん言われてみれば。

ワカンネちょっと適当に言ってみたけど。I WANNA HOLD YOUR HAND×2とかね、恥ずかしくてなかなか言えないよ。[君の手を握りたい×2]だからね。直訳すると。

俺は言えないな。もっと隠したくなってしまう。

そんで、対称的に大人にウケた音楽は、ボブディランとかのフォークミュージックだったんだね。初期のボブディランの代表曲、風に吹かれてとかね。「Blowin' in the Wind」答えはわからない。じゃなくて答えは「風のなか。」

っておいかっこよすぎるだろう。俺もこれかっこいいって思ってしまうってことは俺も大人になっちまったんだろうか。(俺今27歳)まだ余裕で子供だと思っていたいんだけど。

では聴いてくれ、「Blowin' in the Wind」

言葉で聴かせる音楽ってのは日本では当たり前だけど、欧米では特定のジャンルなんだろうなって感じる。ノリのいいミュージックが欧米だろうからね。

しかし深夜のボブディランいいな。

エレクトリックスタイルでものすごい批判をうけたボブディランは有名だけど、一度はねてしまった自分のスタイル変えていける勇気はすごいね。

おれはこの曲もまたベタだけど大好き。歌詞がすごくdoes'nt make sense(意味不明)だけどね。真剣に読み解けばわかるんかもしれないけどこの曲きっちり解釈した人いたら教えて欲しい。


序盤の和訳↓

ジョニーは地下室でクスリを調合してる
オレは舗道で政府のことを考えてる
トレンチ・コートの男はバッヂをはずしてくつろいでる
悪い風邪ひいたと言っている 治して欲しがっている 

わけわからん。

だけどかっこいい。おやすみ!!!

FU TAKADA


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